あけましておめでとうございます!

あけましておめでとうございます!

今年もどうぞよろしくお願いします。

 

おかげさまで私達もブラジルで二度目のお正月を迎えました。

ブラジルでは真夏の晴天のもと、また新しい一年の朝がやって

きました。

 

今年は年末の引っ越しの影響で家の中はカオス。大掃除などする

わけもなく。御飯を食べさせるのでやっと。という年末でありまして

日本の友人の作る美しいお節料理の写真によだれを垂らしつつも

「いやぁそんなめんどくさいこと私もやってたなんて信じられん。。」と

半ば放心状態になるほど気がつけば私もかなりおおざっぱな

ブラジル人感覚がしっかり身に付いている事を確認した

年末でした。とほほ。

そんな訳で引っ越しを言い訳に「今年は大晦日も、お正月もないよ!」

とかなりはやばやと宣言しておいた(言った者勝ちか?;)

のですが思いのほか大晦日、お正月を堪能してしまうことに

なるとは、いやはや私もやっぱり日本人なんだなぁとちょっと

ほっとするやら嬉しいやら、な年末年始なのでした。

 

大晦日なんて気分になれなかった昨日。

それでも「ママ〜今日は何食べるの?」っていう子供たちの期待に

負けて「しょうがないか、何かつくるか。。」と

今年最後の買い出しにいく事にしました。

うちの近所じゃおせちの材料は殆ど手に入らないし

このうだる暑さのブラジルでごちそう作ろうと思うと

一体何を作ったら良いか分からない。

これは以外と寂しいもんです。

聞く所によると大晦日には豚を丸焼きしたりするらしいのですが

まさかうちで豚一匹は無理だしねぇ。ブラジル人は大勢でパーティーを

してみんなで食べるそうで。

そう考えるとしかるべき時にしかるべき料理を作れる、

しかも核家族でも作れる料理、献立がある文化というのは

本当にありがたく美しい物だと改めて感じたのでした。

う〜ん、おせちってすごいね。

 

ともあれスーパーに行ってみるとお客さんでいっぱい。

まちで唯一魚を売ってるスーパーに出かけてみると

見た事無いほど魚が一杯=)

そこでしばし立ち止まる私のご主人セバリン君。

「どうしたの?」と聞いてみると

「ねぇこれ、カツオじゃない?」と。

見るといい感じの大きさのカツオらしき魚が丸ごと売ってる。

けれどブラジル人は海側じゃないと殆どサーモンくらいしか

食べないし,食べ方も知らないのであろう。めちゃくちゃ

新鮮なのに誰も見向きもしない。

私達は早速お店の人に声をかけ聞いてみると「Atum」だよ。って。

つまりマグロです。

「え〜マジで?マグロなの?」でも袋にマグロって書かれて

一匹袋に入れてもらって買って帰る事になりました。

思わずかってしまったカツオもどきのマグロ。

しめて77レアル。日本円で3000円くらい。悪くない。

でも今までブラジルに住んでて一番高い買い物だった=)

魚さばくのが大好きな主人はうきうき。

「今日はマグロさばいて、にぎり寿司にしちゃおうか!」と

大盛り上がりでうちに帰宅。

しかも一匹丸ごとだもの、あとはあら煮も作ろうね、ステーキもしたい?

カマも焼いちゃおうか?なんて丸ごとメニューを考えるのも

また一興。

あまり魚かった事無いけど、こうしてみると切り身の魚

じゃ無くて丸ごと買うと無駄無く色んな料理にできて楽しいね。

 

さてさて、思いがけず「今夜はにぎり寿司で〜す!」となって子供

たちは大喜び。

しかも丸ごとのでっかい魚を見て大興奮。

さばくの見たい!と見学しながら夕飯作り開始。

一匹の魚がどんどん切り身になります。

でもね、やっぱりマグロじゃない?カツオっぽい。

「ほらやっぱり〜ブラジル人っていい加減なんだからぁ〜。」

なんていいつつ

魚に詳しくない私達。依然としてはっきりとは

何の魚かわからない。それでもとにかく予定変更

「カツオのたたきにしてみましょう!」ってことで

母の作っていたのを思い出してあぶったり薬味を刻んだり。

お皿もしっかり冷やして準備万端。

 

こちらが料理に奮闘しているすきに子供たちは気がつくと

引っ越したばかりなのにお隣さんの子供とすっかり仲良くなって

プールに入れてもらってる。新しい家には共有プールがないから

皆自分ちにもってるんだよね。うちはないから誘われてラッキ〜。

そのへんのちゃっかり具合も頼もしい子供たち。

しかも夜から始まる大晦日パティーにも誘われちゃって

新しい場所でもあっという間に友達つくってくれちゃって

たのもしいやら。

台所越しに見えるお隣から聞こえるプールではしゃぐ

子供たちの声を聞きながら料理は続きます。

 

と、この時期いつものように夕方頃からは雲行きが一気に

怪しくなって。

遠くには真っ黒の雲が。そしてごろごろという雷を連れてきます。

面白いのはその雨雲と晴れてる空の境目。

いつもこので〜っかい空に雨雲の部分と晴れてる部分が一緒に

見える。

「あ、そろそろこっちにくるね。」というとやっぱりぽつぽつ

降り出して、恐ろしいほど地面をたたいて雨がじゃんじゃか降る。

夕立というには強すぎる雨。

真っ黒の雲が冷たい風を連れて雷と一緒に荒れ狂う。

ものの30分ほどだけどかなりの猛威をふるうので道は全部

川になる、本当に川。オレンジ色の赤土水をたゆたわせた

川がそこらにできる。川もすぐに氾濫する。

それがだいたい毎日起こる。

大晦日も関係ない。

大急ぎで洗濯物を取り込むと、うちのちびが雨のなか

遊びだした。

屋根から落ちて来る雨ツブはまるでシャワーのようで

あっという間にびちょぬれに。

もちろんこのあと裸になって雨のシャワーを満喫。

昼間の暑さが嘘のように冷たい空気で一気に温度が下がる。

それはそれで「ゴストーゾ!(きもちいい)」

これで夜は涼しく眠れる。

でも雨にぬれたちびは唇真っ青だった。

 

ともあれ手抜き料理をするはずの大晦日。気がつけば

ごぼうのかき揚げに野菜の天ぷらにだし汁

カツオらしき魚のたたき、春雨サラダに

酢飯ごはん。と結構素敵な和食メニューに。

カツオのたたきはそれはそれは美味しく出来て

ブラジルでこんな美味しい刺身はきっとどこでも食べれないんじゃ

ないか?と大好評。

実に一年半ぶりの刺身。いやもっとかな。

とにかくブラジル初の刺身は自分たちでさばいた鰹(マグロ?)

そんな思いで深い大晦日のごちそうとなりました。

 

ごちそうたっぷり食べた子供たちはいそいそと再びおとなりさんの

盛大な大晦日パーティーに遊びに出かけ帰宅したのは午前様。

そんなのあり?って思うけど

ブラジル人って特に夏はよるが長い。子供も真っ暗でも遊んでる。

夕飯も夜の8時や9時から食べたりね。特に大晦日だったから

特別の特別もあるけれど、これがブラジル流の大晦日らしい。

もちろん昨日は一日中どこでも花火が鳴り響き、家にいても

ワールドカップの時期を思い出すようなにぎやかさだった。

日本のお寺の除夜の鐘とは随分雰囲気が違うんだなぁやっぱり。

 

そして迎えたお正月。

今年はお雑煮も作れないな、って思ってたけど

なんだかんだ冷蔵庫のものを駆使してなんとなく

お正月料理にしたてました。

お餅がないから白玉でお雑煮、人参の飾り切りはかなりいい加減な

できばえ;)

みんなが起きてこないから,あれこれしているうちに

栗なしのきんとん、白玉の残りをきなこにまぶして、

昨日のカツオ?の照り焼きに庭でとれたアセロラをあしらって。

こんなもんしかないけれど、なんとなく気分は

ミニミニおせちとお正月になりました。

そういえば、末っ子のユニオには初めてのおせちだったよね。

適当なものしかないけれど

白玉なしのお雑煮を添えて。

いつか日本でまたたっぷりとおせちを作って

あげたいな。

こうしていい加減ながらもなんだかんだで

楽しく大晦日、お正月を迎え2015年が始まりました。

今年も皆様にとって良い年となりますように。

 

 

1 コメント

  1. Yamada

    おめでとうございます^ ^
    あれはきっとカツオですね!笑
    日登美さんちらしい、美味しい楽しい年末年始で何よりでーす。
    今年も楽しく幸せなブラジルでの生活を、楽しみにしております♡