どんど焼き

今日は小正月。

昨日の雪が残ったままの晴天でしたね。

朝からそこここで、雪かきの音、チェーンを巻いたタイヤの音。

みぞれのゆき、カチカチの氷。

人の足跡のない空き地。雪だるま。

晴天に白い雪が照りかえって美しい一日でした。

 

そして、今日はどんど焼きの日でもあります。

私はなぜかこのどんど焼きが好きで、いつもお正月のお飾り等を

下げて燃やしてもらいに近くのお宮に赴きます。

今年は年始からいろいろと忙しく、家にこもっての仕事等が多く

今日も危うく家にこもりそうだったのですが

いやいや、行かねば。行きたい!とおもい

思い立って一人で出かけていきました。

 

つくと、もう既に火が燃え盛っています。

この火や煙にあたると、無病息災、厄払いもできるとのこと。

暖かい火にあたりながら暫く火を眺めてました。

火っていいですね。

ふと、おととしに友人達と火おこしをしたのを思い出しました。

前にもブログで書いたかもしれませんが。

木っ端もその土地に落ちている物を使って

木と棒で摩擦の力でおこす火。

到底私には出来そうもない。

これは男の出産。と私は思った。

強い強い集中の力。祈りをこめて、命をこめて。

本当にそういう神聖さがあった。

火種は生まれたての命のよう。

大事に大事に。

誰もしゃべらない。そっと、そっと。

ただ静かに見守る中で育って行こうとする火。

ちょうどいい時に少し空気を送ってあげる。

絶妙のタイミングで必要な物だけを的確に与えて行く。

そして生まれる火。

なんて力強く。はかないのでしょう。

美しさと強さ。刹那で有り、永遠であり。

不思議なものですね。

火を扱えるのは唯一動物と人間の違いと聞いた事があります。

私達にとって火とは道具を越えて

もっと何かを心に、命に与えるもので有るように思えてなりません。

 

ともあれ、大きな焚き火を見ながら、

厄よけにふるまわれるおぜんざいも頂きました。

 

久しぶりにこんなに甘いおぜんざい食べた=)

それでも、なんだか心も体も一掃されて

今年も一年がいよいよ始まったという気がしています。

いえいえ、もう始まっていますがね;)

でも、季節の行事、お節句を通して感じるものは

ご利益をこえて、なにか命を支えるような、日々の営みを支えるような

そういう物を感じますね。

気が引き締まる。

新しい風が吹く瞬間。

いつもの繰り返しが来る事への感謝や安心。

感じ方は様々ですが。

こうして、少しずつ、2013年も幕を開けて行くのですね。

 

 

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