ブラジルの嵐!

昨日恐ろしい嵐が来た。しかも何の前触れもなく来た。
前触れがあっても我が家はテレビがないし今はインターネットも使えないから情報は入らない。
午後にうちに帰ってくると、子ども達はコンドミニウでかけまわり、
プールにはリラックスしてるお隣夫婦がいた。いつもの午後だ。
でも遠くの空が怪しい雲行きだったから、またいつもの夕立だろうと思ってた。
とはいえ、ここの夕立はかなり激しく降るから洗濯物取り込んでると、
雷が鳴り始めた。
まぁそれもいつものことだけどやはりかなり強い雷だし、
結構落ちるから、そとで遊んでる子供達を中に入れようと思ってた矢先。
風も強くなった。あれ?今日はちょっといつもより強いかな、
と思うや否や、飼い犬が雷と風に怯えてパニックになり
家に入ろうとするのを主人と長女が玄関のドアの前で防いでいた。
と思った時には既に屋根が破ける程の雨と風、初めはまぁいつもの、
と思ったが様子が違う。
外は赤土色になり横なぐりの雨と一緒に木も横になびいてる、
本当に真横だ。そして玄関前からわー!という声。
家の窓やドアの隙間中から雨が入りこみリビングは浸水。
窓の外はもはや泥水の中の様に何も見えない。
ただ雷と雨と稲妻の光があった。
ばきばきと言う音やガチャガチャと物が、壊れる音がする。
これ、やばくない?
まるで竜巻の真っ只中にいるみたい。
電気は勿論切れた。
身の危険を感じ、犬と一緒に主人と長女もうちにはいった、
けどもうビチョビチョだ。
ドアの外は車洗車の機械の中の様な雨らしい。
二人がうちに入るや否やばきばきと音がした。
多分何かでかいものが、とんだんだ。
ビチョビチョな家の中で犬もパニックでうろちょろし、
さっきまで嵐見物を楽しんでいた子どもも
さすがに緊急事態と思ったのかもう笑い顔は見えない。
実はその前日にも強い風がふき停電してたから
ロウソクや懐中電灯の準備はばっちりだったので
私は夕飯の天ぷらを作り続けたら長女に
「こういう時には火を消さないといけないと習わなかったの?」
と叱られた(^^;;
嵐は一時間程続き、ややおさまってから外を見たら
楽しみにしてた我が家のバナナの木が全部折れてた。
パパイヤも傾き、近所の赤土道には折れた木が倒れ、
衝撃的だったのは我が家の倉庫と車置き場の屋根が飛び
フェンスに突き刺さっていたことだ。
多分あのばきばきという音がしたのは屋根が吹き飛ばされた音だったんだろう。
これは夕立レベルじゃなく、夕台風とでもいうのか。
日本ならこのレベルの風雨が予報されたら避難勧告だよな
と思いつつ、こんな強い嵐があんな穏やかだった午後にいきなり
「ちょっと寄ってみましたの。」といった具合にやってくる
ブラジルの大自然には本当に圧巻だ。
まぁ、それでも何故か無事に、暗がりの中で天ぷらを食べて寝た昨晩。
今朝はめちゃくちゃになったリビングを片付け、
インターネット使いに大学に行くと町中大変なことになってた。
めちゃくちゃでかい木が沢山折れて道を塞いだりしてるし、
いやーすごいな。祭りの後だな。
でも子ども達は折れた大きな木の枝で基地作りに興じている…
いいな、子供は(^^;;
さて、私達大人はこれからやること沢山だよ。
電気はいつ復旧するのかな。
電話も、インターネットもないからね。
ガスが使えて太陽光のお湯がでてくれて、
それだけでもありがたいなぁと思ってる。
自然の力の前には私達の文明のなんとか弱く
頼りないものかと実感した昨晩。
私達の暮らしは文明の上に出来上がる以前に
大自然の手のひらにあることをもう一度心に刻もう。
そして、その中でサバイバルできる程度の便利さは
自然を使わせてもらうシステム、デザインが有効だなぁと思った。
パーマカルチャーや自然エネルギーこそ、真のインテリジェンスだと思う。

3 コメント

  1. Yamada

    ひょえー!!です。
    ドキドキしながら読みました。
    ワンチャンも皆さんご無事でなによりです

  2. karako

    昨年、ポットラックでお世話になりました。
    にんじんしりしりの、karakoです。

    昨年の今頃、まさか、ひとみさんがブラジルいるとは、思わず。
    まだ、びっくりしています。

    どうぞ、おげんきで~
    こちらも、蛇の?ように、いきたいです。

    レシピ本、ゆっくり読んでます。

  3. 篠崎 かおり

    私もハラハラしながら読みました!
    おうち浸水、大丈夫ですか?!
    でもみんなご無事でよかった~
    災害のない日々がつつ゛くと、自然に生かされてることを忘れがちで、
    電機ジャブジャブ使ったり
    寒いからって、情けない生活しています、
    私も日登美さんのように
    もっともっと自然に寄り添いたいな…