春です!

いよいよベルリンはサマータイムが始まって

春の陽気がやってきましたね!

今月もベルリンでささやかなクッキングクラスを開きました。

 

今月の献立は

青菜とテンペのカリフォルニアロール

スプラウトとザワークラウトの蕎麦サラダ 白みそドレッシング

大根とリークの摺り流し風ポタージュ

レンズ豆と麦のローフ 春野菜添え

レモンタルト

でした。

こちらレンズ豆と麦のローフ。

上にあしらった大根は今我が家で流行中の自家製大根の甘酢漬け。

ロマネスコのカレーマリネの黄色が白いお皿に映えますね。

ターメリックは肝臓にもよいし、肝臓は春に対応する臓器。

レモンタルトにも色づけとして使っています。うまく取り入れたいですね。

ドイツではこの時期ターメリックジンジャーティーなんかが流行ってるみたい。

豆乳にターメリックとしょうが、はちみつを入れて飲むんだとか。

おいしそうだよね=)

こちらがレモンタルト。

レモンの酸味が聞いたプディングにカシューナッツのクリームをたっぷりと。

ふわっとぷりっとした食感です。

こちら我が家でのクラスの様子。

こちら、お宅にお邪魔してのクラス。

松花堂弁当箱をお借りして盛りつけ。同じメニューでも

器を和風にするとまた雰囲気が違っていいですね。

このお弁当箱をおもてなしに使う、というアイデアは

見栄えもして片付けや盛りつけも簡単でおすすめです!

特に外国で喜ばれますね=)

 

春らしく、薫りさわやかに、彩り美しく。

ベルリンも都会ですが食卓の上から季節を迎えるように

緑の野菜が気持ちをぐっと明るくしてくれます。

そう。マクロビオティックは特に都会に住んでいる人に

役立つと思うのです。季節を感じにくい、自然を感じにくい場所に

いても、食卓の上から自然を感じる。季節を巡らせる。

食卓は小さな宇宙になりうるのだと私は思うのです。

 

さて軽そうに見えるこのメニューですが、実際食べてみると

穀物が多いので結構お腹いっぱいになります。

ローフなんかはもっと小さく切ってピンチョスにしてもよいかも。

ただマクロビオティックのお料理は食べたときは満腹感がすごいけど

あとでおなかも心もすっきり満足。後味がよいのです。

逆にリッチなお食事は食べているときはそれほど重くなくても

後から体が重たい、なんか気持ち悪い。っていうことがありませんか?

良い、悪い、ではなくてそういう違いってありますね。

不思議なものです。

 

今回の献立は春の調理法をテーマに作ってみました。

春はデトックスの時期でもあり、体内の排毒を担う肝臓がメインの

臓器となります。通りで海外では春に断食をやることが多いですね。

大掃除もドイツは春にやったりします。

昔の人は自然とこのタイミングに体の内側も外側も大掃除していたの

かしら。

ともあれ、肝臓に負担をかけないために春には油を少なくした

料理、またはオイルフリーのお食事を多く取り入れてみてください。

みそ汁、おひたし、煮物など。和食はその点とても柔軟に対応

できる素晴らしい食事だと思います。

今回もローフはオーブンを使いましたが、フィリングは油を使わず

ウォーターソテーといって沸騰したお湯で野菜をソテーする調理法を

つかったり、蕎麦のサラダもポタージュもオイルフリーで作りました。

それでもしっかり満腹になりますよ。

 

またお味付けは酸味のあるものを意識して軽やかに。

冬の間の脂肪を溶かすようなイメージでしょうか。

とはいえお酢の酸味は植物性食品のみの時は強すぎる場合もあるので、

柑橘や梅干し、梅酢なんかも酸味としてうまく使われるといいですよ。

今回はレモンをタルトに、そして巻き寿司で梅酢を使いました。

わたしはお酢の瓶のなかに一切れ昆布をいれて使っています。

そうすると味もまろやかに、お酢のエネルギーも中和される

ようです。是非おためしを。

 

調味料はドイツではありがたいことに「ache」というところから

日本の醤油、本味醂、お酢に梅酢まで買う事ができます。

ちょっと高いんだけどありがたく大事に使っています。

その他葛粉、梅干しなんかもあるし、切り干し大根もありまっせ!

(切り干しはterrasanaというブランドです)

葛粉は是非日本に行かれた時に大量に買ってこられると

大変助かると思います。高いのだけどね、我が家ではお薬かわり

として、風邪を引いた子供はリンゴジュースを葛で練ったものを

食べられる事になっております=)こっちでは高価すぎて手が

でないのでね、是非日本でお求めください。

病院に行く前に台所でできること。

葛もそれに一役買ってくれますよ!

それにしたってやっぱり日本の物は高いのでできるだけ

ドイツでも自家製でできないものか、とトライしているところです。

梅干しはこれからの季節、5〜6月にApricosenがでてくるのでそれで

昨年つくりました。

まだ改良の余地はあるのだけど、まぁまぁうまく行ったので

今年は多めに作ろうと思っています。今から楽しみです!

 

最後に、春は「木」のエネルギー。

木のエネルギーは成長、発展、流れるエネルギーです。

人生何でも流れていくから変化もして、変化は成長の証でも

ありますよね。留まっている事な実はなくていつも世界は、

人生は動いています。

そういう自然にそった伸びゆくエネルギーを取り込み、春の持つ

浄化のエネルギーを取り込むにはあらゆる物事への執着を無くす

という心持ちがポイントです。

そうすると滞っていたものがす〜っと流れるような爽快な

気分を手に入れる事ができるかもしれません。

一つを手放すと、また新しい一つがやってくる。

卒業と入学。別れと出会いがやって来る日本の春は

自然の摂理にかなっているのですね。

 

 

 

 

 

7 コメント

  1. yoshi

    しばらく見ない間に、更新されていて、楽しく読みました☆
    圧力鍋炊きの玄米を食べていると、白髪が増えますか?米が酸化してしまうから、基本は(圧をかけない)鍋炊き玄米で…とかかれている本を読みました。
    陰陽の理論は大概わかっていたつもりですが…最近髪の内側に白髪が多く、ぎょっとしました。
    春のお料理いいですね!日本では桜が咲き始めていま~す☆

  2. 日登美

    わたしは白髪があまりないタイプの人間なので圧力炊きの玄米で白髪が増えるかどうかはちょっと実感がないのですが、玄米を食べ続けるのであれば圧力炊きは無理だなというのは想像出来ます。鍋炊きならなんとか。それでも季節や体調や自分の状況によっては玄米すら食べられないな,と思う事があるはずだからやっぱりなんでも臨機応変にいかないとね。とおもいます。基本鍋炊きのほうがきっと食べやすい事がおおいでしょうね。秋や冬は圧力が美味しく感じるときもあるけどね。季節や自分の体調や気分やいろいろを感じながら自由にお米も選んで食べられるといいですよね。最近わたしはぶつき米を多く食べていますよ〜日本は桜の季節ですか!もうすぐ日本にいくので桜見れるのたのしみです=)

  3. Kaori

    ひとみさん、日本の食材がかえるサイトありがとうございます。さっそくブックマークいたしました。ほんとありがとうございます。マクロビ全然やらず、大家さんが作ってくれるご飯を最近たらふくたいらげてましたが、そろそろ(と思いながらなかなかやらず)マクロビ取り入れていきたいと思っております。

  4. Kaori

    梅干しはピロリ菌が多いようなので、お気をつけてくださいね。

  5. alzenka

    日登美さん、梅干し「アプリコット」で日本人の友達が作ってましたよ!日本の南高梅の様な肉厚の歯ごたえはあり美味しかった記憶があります。でも、やっぱりアプリコットと思って食べちゃうと、梅干しっぽくなくって・・・
    我が家にも何本か「ぷらむ」系があるのでそれで今年は梅干しを作ってみようかと思案中。
    ドイツでも楽しんで料理教室を開いて頑張っている、日登美さん。6月にミューヘン、8月にフランクフルトへ行くので料理教室のぞかしてもらえるかしら???

  6. 日登美

    alenzaさんもちろんです〜是非どうぞ〜。ってクラス不定期なのでご都合があうといいですが!

    わたしも今年はあぷりこっと梅干しちょっと改良してみようとおもってるの。この際だからちょっと甘めに作っておやつ梅干しみたいにしようかと。うまくいったら報告するね!そちらも楽しんでください!

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