記憶の中で

先日私がユニオを出産した時にお手伝いしてくれた

助産婦のラリッサと話をしていた。

私達は偶然彼女の家の数件となりに住むご近所となり

彼女の子供二人も我が家の子供と同じシュタイナー学校に

通わせていることから会う機会も多く親しくなった。

ラリッサの家の坊やとうちの双子が今やマブダチで毎日

彼女の家で遊んでいて、そのときに子供たちが話していた会話を

聞いていたラリッサがそのことを教えてくれたのだった。

 

出産の時双子達がどう思ってたか。

こんなこと本人達は以外と私に話してくれない。

一体どんなこと思ったのかと思えば、

「俺たちお母さん死んじゃうと思ったよ〜だってさ、すんごい叫んでるし

痛そうだし、こわかったぁ〜」

だと=)

ラリッサも可笑しくて笑ってしまったそうで。

私もその話を聞いて笑ってしまった。

 

普段はひょうひょうと遊んでばかりで、いろんなことを体験したって

別にそれを言葉でいつも伝えてくれる訳じゃない。

だからこそ、ぽろっと子供同士で遊んでる時に

「お母さん死んじゃうかとおもったよ〜」なんて話してくれたのが

なんか嬉しかった。

言葉にしなくたって心感じていることはいろいろあるんだよね。

それは出産という特別な瞬間でなくてもきっと

日頃からいろんなことを感じたり思ったりしているんだよね,子供って。

というか、誰でもそうか。

でも子供のほうがそれを言葉として外に出せるまでに時間がかかるよね。

出来事と自分との距離がしっかり離れるまで、消化できるまでは

言葉にできないもんね。

ユニオが産まれて1年半以上が過ぎて、やっとあの日のことが

言葉になったんだなぁって感慨深く。

怖っかったにしろ、死ぬかと思ったにしろ、今生きて暮らしてるから

良いじゃん。

そうやって命がけで産まれてきたいのちを

一緒に感じられてよかったな。そしてそうやって

あなたたちも産んだんだよって心で密かに思いながら

いたのでした。

 

 

 

 

コメントできません。