麹作りinBrazil

そういえば甘酒を食べれなくなってもう

かれこれ2年ほど。

ブラジルに来る時に甘酒は持って来れなかったし、麹を

ちょっと持ってきたけどもったいなくて甘酒には使えず。

前回日本から一つだけ甘酒かって帰ったけどまだもったいなくて

食べれず=)

でもね、麹を作ってみたい!とおもい麹菌を買ってブラジルに

帰ってきたのだぁ〜!

そんで今旦那さんが出張中で暇なのでやってみまひょ、ということで

やりました。麹作り!

といっても日本のように温度管理出来る物が簡単に手に入らないし

発泡スチロールの箱でさえスーパーでもらえる訳もなく

(ブラジルでは魚など殆ど売ってないから)ましてや売ってる所

みたこともなく。

なんとか家にある物でやってみることに。

というわけでクーラーボックスをクーラーでなくて保温でつかうことに。

そして肝心の麹の作り方ですが、こちらは日本にいた時に

布作家で種まき人の早川ユミさんにお会いした時に

「私もブラジルで麹作りたいんですよ〜」なんて話したら

「私の新しい本に簡単な作り方のってるからやってごらん〜」って

おっしゃって下さり、ご親切に本まで送ってくださり、ただいま熟読中の

こちらの本から作ってみました。

種まきびとの絵日記 はるなつあきふゆ 著者 早川ユミ

ユミさんのこのご本ではざっくりしたレシピを手書きのイラストで

書いて下さっていてわたしにはぴったり。

そのほか田舎暮らしの季節の色々がたっぷりと絵日記スタイルで

描かれておりブラジルで読みながら美しくたくましい日本の田舎暮らし

に思いを馳せる日々なのです。ほんとこの本、おすすめです。

 

ともあれ麹初心者。難しいことぬきにしてやってみましたよ。

この難しいこと抜きってとこが肝心=)

うまく行くのかちょっと不安も有りましたが試しに1キロ仕込み

ました。

ユミさんはお米が入ってる厚手の紙袋のような物のなかで

麹を作ってらっしゃるのですがここにはないから

パン屋さんでもらった出来るだけ厚めの紙袋を再利用。

1キロのお米の半分は紙袋で,半分はこれまた今回の

日本行きの戦利品。発酵マシーンを使って保険をかけてみました=)

このタニカのヨーグルトメーカー我が家では納豆作りにも

活躍中で海外在住者には結構便利じゃないかと思います。

米を浸水して、水揚げして、蒸して、菌をまぶして毛布にくるんで

保温すること48時間。

途中で何度が手入れして完成。

保険のつもりの保温機もさすがブラジル、途中で嵐がやってきて

停電して止まってしまったりというハプニングもありつつ、なんとか

麹の甘い香りが漂ってまいりました!やった!

クーラーボックスならぬ、保温ボックスと化したボックスは

日中暑くなる車の車内に蓋を開けて入れておいて,そのなかに

バスタオルにくるんだ紙袋の麹を入れて保温。夜は寒くなるので

暖まったボックスの蓋を閉じてお部屋の中へ。

するとふわふわの菌がびっしり!それをほぐしてさらに15時間ほど。

こちらの紙袋のほうは最初の保温はあまりうまくいかなくて

もうだめかなぁっておもったけど、日中の車保温で復活!

あともうちょっとで完成の予定です。

あぁ嬉しいなぁ初の自家製麹!

ドイツから旦那さんが帰ってきたら早速みんなで甘酒で乾杯だぁ!

 

それにしても、今回麹を作ってみて思ったのだけど

なんだか赤ちゃんとの暮らしのようだなぁと。

蒸し上がったお米に麹菌をまぶす時にはついつい

口をついて歌が出てきてしまって。子守唄的な?

そしてしっかり毛布に来るんで暖かくしてあげて

時々布団から出して手を入れてあげて、そこでも

ちょいと声をかけたりして。

またしっかり毛布にくるんで。ってこの包む、くるむって

いう響きがなんとも愛おしいじゃないですか。

日本語っていいなぁ。

そうこうしているうちに麹になっていく。

暖かさと響きの中で育っていくんですね。

なんだか感動。

 

今回もいろいろな発見がありました。ビバ日本伝統食文化!

 

 

3 コメント

  1. alzenka

    私も今年の2月に初めて「米袋」で作りました。蒸し上がったお米に麹菌をまぶすときの「どきどき」。失敗したらどうしよう・・・と不安になりながらの3日間の温度調節。お米に白いものが「ふんわり」とついたときは、ヤッッター!と声を出して喜んでしまいました!その麹で味噌も造りました!!
    残った麹は冷凍庫保存にもしてます。
    簡単に手に入らないから時間のあるときに「いっきに」なんでも作ってしまう環境は同じようですね(笑)

  2. 日登美

    alenzaさん、さすが海外組ですね=)
    わたしも麹が完成し、さっそく冷凍保存です。味噌もいいですね〜!
    私は今回紙袋と保温機で作ったのですが以外にも紙袋の方ができがいいです。
    多分なるべく平らにならすことができたから菌が回りやすかったのではないかと。
    まだ試行錯誤必要ですがちょっとこつがわかりました。保温機がもっとうまく
    使えるといいのですけどね〜
    ともあれ、一気につくる!たのしいですね〜

  3. 瑞枝

    いつも楽しくブログを読ませて頂いてます。
    私も麹作り大好きになりました。麹屋さんに教えて頂いたのですが、米を蒸す際に乾き気味のひび割れ気味に仕上げるのがコツで、ヒビから麹菌が入りやすくなり元気に繁殖するそうです。
    こういう作業って「あせらず待つ」ことを改めて振り返り、鍛えるいい機会になって楽しいですよね。