子育てと台所

まだまだ味噌つくりの日々です。

 

なんせ麹から作っているので毎週何キロか麹を作って保存。

をくりかえしての作業。その上毎日のお食事もありますから

あ〜もう忙しい!なんでこんなことやってんだ!と

思わなくもないですが。

「6人分の御飯も作って手作り味噌におやつにすごいよね〜」

とおっしゃていただくこともありますが、実は味噌つくりは

最大のずぼら、と思っています。

というのも、確かに大変〜って思うこともありますよ、今は。

でも今日一日、今月一ヶ月を味噌に集中すれば一年は美味しい味噌

が食べられる。

味噌さえあれば、食事ってなんとかなっちゃうでしょ?特にこどもが

小さいとね。御飯とみそ汁、それでなんとかなるじゃない?

まぁうちの場合は大きい子もいっぱいいるからそれだけでなんとか

ならないんだけどね(爆)

 

完璧にいろいろ作ろうなんて思わないし、そんなことできない。

これだけやることがいっぱいあれば手を抜かないとやってられない。

でもだからって健康的に手を抜けないわけじゃないと思うの。

味噌つくりは手抜きの一歩。インスタントラーメン食べさせる時に

ちょっと自家製味噌を加える。おやつにキュウリや人参スティック

だけど自家製味噌をつけてみるとか。

手をかけないなりに、手をかけてる物と一緒に献立すれば

ストレスにならずに手を抜いて、罪悪感もなくなるし(笑)

 

目指すはシンプルで手抜きできるヘルシーな食卓。

でもね、やっぱり味噌つくりには時間もかかるし、今年は

6キロの豆で米味噌を作って、自宅のキッチンでは一回に1キロずつしか

豆をゆでられないから丸一日かかっちゃった。

ちびくんたちは味噌玉投げるのが好きですごく楽しみにしてたん

だけど、待つ時間の方が長いという。。。

ちょっとかわいそうなことになってしまいました。

 

「ねぇ、ママと遊びたいな。」と言われることの多い味噌つくりの時期。

台所で子育てするのも大事なんだけど、やっぱり子育てってそれだけでもない。

買い食いして夕飯パスしても、一緒に保育園の帰りに公園で暗くなるまで

遊ぶ方が大事って思うこともある。そうしたい!って思う日もある。

だから台所と子供との時間とバランスが大事だなぁといつも思う。

 

自然育児とか、台所育児とか、素敵なコンセプトなんだけど

って私が大事にしてることなんだけど、実はそれよりもっと大事なことは

やっぱり、やっぱりこれにつきる。

目の前の子供にむきあうこと。

自分の大事なことに向き合うこと。

その二つのバランスをとること。

子育ては自然の中にいればなんとかなるわけでもないし、健康的な食事

作っていればなんとかなるわけでもない。それらは子育てのサポートに

なるけど、元は子供とママだよね。

 

というわけで、今月は味噌に命を懸けてきたから(笑)

来月は家事をさぼって子供とたっぷり遊びたいとおもっております。

 

 

 

 

 

 

webマガジンHanakoママにて連載はじまりました

今日は旧暦のお正月ですね!

そんな縁起の良さそうな日にウェブマガジンにて連載がはじまりました。

Hanakoママ

ベルリンでのオーガニックライフや子育て、食などを綴っていきます。

是非のぞいてみてくださいね。

今月は今日と25日。

毎月10日、20日公開です!

 

 

引き継ぐもの

久しぶりに双子の片方がおなかをこわして学校を休んだ。

おなかがいたい人にはおかゆ。梅干し、そしてりんご葛。

リンゴジュースに少々の塩、そして葛粉。とろとろとあたたかい

リンゴジュースの葛湯はあたたかくても美味しく、葛をやや多めに

入れて作れば冷めてもプルンとゼリーのようになり贅沢なおやつ

になる。

葛は体温調節や、陰性陽性療法の排出を助ける。熱がこもれば

放出を助け、体が冷えれば暖めてくれる。

一般的に料理ではスターチで代用されることが多いが、

私は葛の独特の食感の素晴らしさもさることながら、

この根の物の薬効、不思議な力に魅せられて確かに高価ではあるが、

必ず台所に常備している。

そんなわけで、ちょっと熱っぽいなとか、だるくて食べれないなとか

おなかこわしてるなって言う子にはこの葛りんごを作って

あげることになっている。

そしてこの「お薬」は大変美味しいのでどの子供も風邪をひいたが

早いか嬉しそうに台所でりんご葛を堂々とせがむ。ほかの子供の

羨望を一心に集め、ややしんどそうな面持ちでりんご葛をすすり

ながらも風邪の優越にひたるのである。

 

上の子供たちが小さいときからもうずっと風邪は家でお手当

をして乗り切ってきた。しょうが湿布に、こんにゃく湿布、

オイルマッサージ、足湯、愉気、梅醤番茶に、葛、大根湯などなど。

ありがたいことに子供も元気で自然治癒力と自然療法だけで

普通の病院にお世話になることはほぼなかったし、外国にすむ

ようになって4年以上経つがまだ一度も病気で病院にいったことはない。

我が家では風邪をひいたらまず、台所で手当てをすることになるのが

当たり前になっているし、風邪の予感が在る時に手当てをしてしまう

ので病院に行くほど大事に至らないのかもしれない。

 

ともあれ、台所で日々御飯をつくる、献立を考えるのと同じ様に

体のメンテナンスを考えたメニューや薬に近い料理、メニュー、手当て

も含めて我が家の台所は回転しているから、今ではどこまでが手当てで

どこまでが食事なのだかわからない。

医食同源とはよく言うけれど、我が家の食卓はそれが大きなコンセプトに

なっているのかもしれない。

 

ともあれ、おなかをこわした双子君にいつものようにリンゴ葛を作って

あげた。

「何食べれる?」と聞くと「わかんない」という僕。

「りんご葛がいいんじゃない?」というと「うん!たべたい!」と

そんな流れでりんご葛を作り始めると双子の僕がこんなことを言った。

「ねぇ、これがうちの引き継ぎのものじゃない?」と。

「?引き継ぎ?」ちょっと意味がわからない私。日本語でうまく出て

こない様子。

「よくあるじゃん、これが我が家に代々引き継がれてきたものですとかさ」

と僕。

「あ〜代々受け継がれてきたものってこと?」とわたし。

「そう!そう!なんかずっと作ってきてみんながずっとやり続ける

っていうことでしょ?りんご葛ってずっとそうだよね。」とぼく。

「なるほど。。。」

いつか我が子達が誰かにリンゴ葛を作ってあげる時がくるんだろう。

 

ともあれ、我が家ではりんご葛が代々受け継がれていくものなのかぁ。

と嬉しいようなおかしいような気持ちがしながらも、

りんご葛とともに乗り越えた数々の病気の思い出や

手当てをしてきた日々が引き継がれていく様子に

心がほっこりするような、くすぐったいような気持ちが

したのでありました。

 

(ちなみに写真は双子君がまだまだばぶばぶ期のもの。

10年くらい前なのかなぁ。確かにずっとリンゴ葛なんだな、と

改めておもったりして(笑)

 

 

 

 

 

 

味噌つくりWS

お正月があけて1月、2月といえば味噌仕込みの時期ですね。

例年になく暖かいお正月を迎えたベルリンですが、いよいよ寒さも

戻ってきて、お味噌作りにもってこいの気候となっています。

今年は昨年に続き麹も自家製麹を起こしています。

発酵に丸二日かかるので毎週毎週連日仕込み。そろそろ

疲れてきた気もしますが、今の時期に頑張れば美味しい味噌を

一年食べれるんだから!と自分にいいきかせながらやっております=)

でもほんと、海外にいると本当に美味しい生きてる味噌を手に入れる

のはとても難しく、手前味噌ができることで最高にヘルシーで

美味しい味噌ライフを送れているのでここは是非みなさまにも

お勧めしたい!

 

昨年は分つきのお米で作る、米麹の味噌を中心に、

発芽玄米の麹味噌、そして麦味噌も仕込みました。

今年は麦味噌をこちらのスペルト小麦で仕込んでみたのですが

麹はなかなかのできばえ。お味噌はどんな風にし上がるのかな?

仕上がった麹は飯台でほぐします。今日は息子にお手伝いしてもらい

ました。

味噌つくりは子供と一緒にやるのがお勧めです。

子供が喜ぶしね。

ハーフドイツ人の息子にも日本の食文化も含めて

季節の伝統食を食べて、体験して覚えてもらいたい。

そんな意味でも毎年続けていこうと思っています。

今年は味噌つくりのWSも初の試みでやっております。

海外在住の日本人の方、そしてドイツの方にも気軽に

味噌を作ってほしい。おいしい「本物」を体験してほしい。

おこがましいですが、お役に立てたらと思い自宅で少人数で

開催しました。

先日店じまいセールで手に入れた特大飯台が大活躍!

みんなでわいわい大豆をつぶす、味噌玉をつくる。

手を動かして、わいわいと楽しい雰囲気できっと美味しい味噌に

なるはず!

 

お決まりの味噌玉投げではやっぱり盛り上がる=)

こんな楽しくて、一夏越したら美味しい味噌が出来ちゃうんだから

やっぱりやらない手はないよ。

味噌はアミノ酸や消化しやすいタンパク質を豊富に含む健康食品。

ほんと誰が考えたんだろうねって毎回溜息がでちゃうくらい

ありがたい食べ物。

余分な糖質を排泄したり、過剰な動物性食品を排出してくれたり、

血液に入って血液を強くしてくれるから冬の今の時期、風邪対策

にもお勧め。

研究ではガン細胞を減らすとか、ガンを予防するという効果も

認められているんです。

そんな日本のスーパーフードお味噌。日本なら市販で良い物もあるけど

流通しているのは加熱処理されていることも多いので、やっぱり

手作りの方が栄養価は高いのです。なんといっても手作りの味噌の

フレッシュな薫りにきっと虜になる人もおおいはず!

お味噌つくりが終わったら、みんなで酵素玄米と私の手作り味噌のみそ汁

そしてお漬け物でさくっとランチ。

美味しい味噌になりますように!

 

お味噌つくりも案ずるより産むが易しです。

どうぞこの機会に美味しい手前味噌を仕込んでみてくださいな。

 

 

誕生日会

先日娘の好物のバナナマフィンを一杯焼いて

末娘の誕生日会で保育園に行ってきました〜

こちらのマフィン。我が家のちびたちの一番人気。

砂糖を使わず、バナナと少しのメープルシロップの甘みに

小麦粉はスペルト小麦で作ります。

卵なし、でもフレッシュなオーガニックバターを加えて

なんとも素敵な薫りを放つ自慢のマフィン。

今日は特別に、ラズベリーをアガベシロップで作ったジャム

と一緒にトッピング。

保育園向けなので、あくまでもシュガーフリーにはこだわります=)

ご覧の通り、どのお子さんにも大人気=)

もう食べていい?!まだダメ!の様子が可愛かった〜

 

誕生日の朝に保育園に行くと。。

「おめでとう!2歳だね〜!」と先生達が次々と

娘にハグ=)

実際、誕生日って何かもわかってない娘は、「?」と

不思議顔。でも今日はなんだか私特別らしい、というのは

分かった様子。

おめでとうの嵐のあとに先生は私のところにやってきて

「日登美おめでとう!お母さんも2歳おめでとう!」って

一緒にお祝いしてくれました。

子供の誕生日って実は、お母さんにとってもお母さんになって

何年目、の誕生日なんだよね。

 

最近思うのだけど、先日のお弁当の記事にもかぶるけど、

子供の誕生日、子供のために、子供の勉強〜学校〜って

いろいろ子供の為にやってるとおもってたことって、以外と

自分のためでもあったりして。

子供におめでとう、っていいながら。子供がありがとうって

いいながら、わたしも自分におめでとう。そして元気に育って

くれて、育てさせてくれて、周りの皆様にも、ありがとう。

そんな気持ちになるのがお誕生日だなって。

子育てって親からの一方通行じゃないんだよね。

 

まだ2歳で誕生日を喜ぶとか、プレゼントが嬉しいとかいう

年でもない娘。

しかも当日はパパは出張で起きたらいない。

子供5人とわたしだけ。その日は保育園のマフィンだけで

家では特別なことは何もしないなぁって思ってたんだけど

夜になって上の子がみんないて、お夕飯のあとになって

ロウソクを灯そうよ!ってことになり。ロウソクをつけたら

皆が輪になって末っ子を囲み、誕生日の歌のカノンをはじめ

ました。

まずはドイツ語で、カノン、そして日本語バージョンで。

そのあとに英語でハッピーバースデートゥーユーの歌を。

次にそのポルトガル語バージョン。最後はやっぱりドイツの

誕生日の歌でしめる。

かれこれ5分くらい歌ったの?我が家の誕生日ソングは

いろ〜んな国の言葉と歌で祝います。

さすがの娘もこれには大喜び。思いがけないプレゼントとなりました。

形のないプレゼントっていうのもいいよね。

その後、今は日本に住んでるお姉ちゃんからも誕生日カードの

サプライズもあったりして。

子供たちの想像力と行動力で思いがけず心に残る

2歳の誕生日となったのでした。