オーガニックベース茶話会!

クラスのご案内の連投で失礼いたします=)

私のふるさととも言うべき、吉祥寺オーガニックベースにて

茶話会を開きます。

 

短い時間ですがみなさんとの出会いを楽しみにしています!

お申し込みはこちらです。

よろしくおねがいします!

ブラウンズフィールドWS申し込み開始です!

恋しかった日本の里山の春。

そこ、ここに食べられる草を探す楽しみ。

小さな花を見つける喜び。

今年の春はブラウンズフィールドでそんな自然を感じに

いらっしゃいませんか?

 

4月15日〜16日

「台所からはじめるナチュラルライフと育児WS」

限定3組です!これは早い者勝ち=)

私と一泊二日、ブラウンズフィールドでマクロビオティックの

お料理作りにおやつ作り、育児の話や

中島デコさんとのライブトークも盛り込んで!

みっちり、たっぷり、のんびりと楽しみましょう〜

五右衛門風呂も焚いちゃうらしいよ!サグラダコミンカでの

宿泊も楽しみだ〜!

みなさんとの出会いをお待ちしております!

 

お申し込みはこちら

 

春と発酵食品

3月に入って急に空気が緩んできたベルリン。

身の締まるような寒さから解放されほっとしたと思ったら

何やら鼻水にせきに。。と早速排出のご様子の我が家。

体って不思議でこれを風邪と言ってしまえばそれまでなんだけど

冬〜春のデトックスと考える方がこの大気の緩んだベルリンで

肌身にしみて納得がいくのは私だけかしら。

ともあれ、そういう時には血液がきれいになるような食べ物を。

そして冬から春に衣替えをするように、お料理も食材もそろそろ

春モードに切り替えです。

我が家の玄米はすでに無圧炊きになっています。圧力鍋の玄米は

重くてたべられな〜い!というか玄米自体随分食べずらいです。

7分つきの御飯を食べる事がおおいかな。

それでも玄米が食べたいときはおかゆにして、生のイースト菌で

スペルト小麦と一緒に捏ねて生地をつくり、蒸し器で蒸しパンに

しています。これがまた花巻みたいで大ヒット。

春なので焼き締めたパンよりも蒸したもののほうが食べやすく

体にも負担が少ないといううんちくもありますが=)

 

さて、今回ドイツで真冬〜初春に助けとなったのは干し椎茸。

冬の間はドイツではこっくりとした暖かいもの、焼いたもの、

動物性食品が必要だったので真冬を過ぎる頃には寒さも相まって

体ががちがち、内臓もお疲れ気味でした。

そうなると頭痛がしたり肩こりがしたり。

そんなときに干し椎茸のスープは大変おいしく、ほっと緩むのを助けて

くれました。

植物性食品しか召し上がらない方はそこまで必要としないかも

しれませんが、それでも一緒に梅干しをいれて煮だしたスープ

なんか血液が元気になるお味がしますよ。

 

そう、血液。なんてったってこれがきれいなら風邪にも負けないわけで。

なるべくきれいに保ちたい。

血液はシュタイナー曰く自我とつながっているとか。

血液が汚れる、濁る、つまる、ということは自我にも影響があるのじゃ

ないかしら、と思っているわたしです。

あなたらしく、わたしらしく生きているとき血液もさらさらと

美しくモルダウ川のようにたくましく流れているのではないかしら。

と、まぁそんな想像をしてみたり。

 

ともあれ血液が「ありがとう!」と言ってるなぁと思う食べ物はやっぱり

みそ汁でしょうか。そうですみそ汁なんです。

それも時々は植物性だけのお味噌汁をどうぞ丁寧に作ってみてください。

丁寧に、ここもポイントなんですよ。作った人のエネルギー作ったときの

気持ちもまるごと頂いてる私達、というのは精進料理の世界でも

アーユルベーダの世界でも有名な話です。私もそうだと思っています。

そんなわけで体にしみるみそ汁が大変美味しく感じる今日この頃。

子供たちも沢山おかわりしてくれます。もっぱらみそ汁と御飯な春先の

我が家の食卓。

 

みそ汁の要の味噌はドイツに引っ越してからようやく手作りを復活

させる事ができまして今は美味しい手前味噌を頂いております。

日本では何年も作ってきた味噌。もう作り始めたら美味しくって買ってる

場合じゃありませんの=)味噌の薫り、いきいきとした酵母たち。

そう。生きてる!活きてる!というのが手前味噌の第一印象でした。

たった一日がんばれば一年美味しい味噌が食べられる。それなら怠け者

の私でもがんばれる。そう思ったのもよかったかもしれません。

手を抜いていいんです。まぁ適当にやってもうまくいくもんです。だから

構えずさくっと「さて今日は味噌でも作ろかね」的にやっちゃいましょう。

日本でやっといてよかったとドイツに来て思いましたよ。こわいもんなしです。

自分で作れる、何かあってもどうにかできると自分を信じられる事。

これは台所から手に入る財産だと思うのです。と,話は飛躍しましたが

味噌は是非作りましょうよ。

 

ところがどっこい。今年は昨年買ったドイツの麹屋さんがやってなくてね。。

麹作りから始めることになったのです。がび〜ん。そりゃもうがび〜んですよ。

でもね、これもチャンスだとおもって作ってみました。ちょうどブラジルで作った

ことがあって、麹種を持ってたのでやりました。

しかも発芽玄米麹やら米麹やら麦麹やら楽しくなって色々やり尽くしたので

ありました。。ちょっと疲れたけど=)

作ってる間中、家の中も外も麹の甘い薫りが漂ってそれはそれは

気持ちのいいものでした。そしてね、出来上がりを食べた見たらもう

悶絶=)これは早くやっておくべきでした。お味噌を手作りして感動

していたけど麹も手作りだと本当に生きてる、活きてる!プラーナが

すごいです。これはもうやめられない、ということになりました。

日本にいれば質のいいものが手に入ると思うので買ってもいいかもしれません

けどね。それでも作ってみられると手間味噌と同じ感動が味わえますよ!

それで早速念願の甘酒もつくりました。

甘酒は体内で作る事のできない必須アミノ酸9種を

含む日本の誇るスーパーフードですよ。しかも栄養になる

ブドウ糖は多糖類なので血糖値を急激にあげず体にやさしい。

マクロビオティック的にも春には是非お勧めしたい食材です。

麹にしても味噌にしても甘酒にしても発酵食品て

本当においしいですよね。

ドイツでは乳製品の質がとても高く、ヨーグルトにも色んな種類が

あったりDemeter(デメテール)というオーガニックのなかでも

高いレベルの認証をとっているものでも安く買う事ができます。

デメテールのヨーグルト1キロで2ユーロとか(250円ほど)

なのでここにきて手前味噌を作るまではよく頂きました。

マクロビオティックだと一般的に乳製品はタブーな感じですが

ドイツではこの寒さだし、お味噌の質に比べるとうんとヨーグルトの

方がよいし、活きてる!という感じがするのってのがなにより

の決め手で食べる事にしています。

もちろん日頃食べない方や、一時的にドイツに来てる方で乳製品を

とらない方が召し上がると鼻水とか出やすいかもしれませんが、ドイツ

在住が長くなってる方なんかはきっと下手にお味噌を買ってたべるより

質のいいヨーグルトやクアーク、ケフィアなんかが助けになることが

多いと思いますよ。

ただ春になるとやっぱりちょっと重たいので豆乳のヨーグルトも

質のいいものが出ていますので私は春にはそちらも頂きます。

そうやって季節で洋服をかえる様にヨーグルトもかえたり、住む場所で

発酵食品も土地のものをいただいたりしています。

 

そうそう、最近こちらでは発酵したお豆腐というのも見つけました。

これはヨーグルトの菌で豆乳を発酵させて豆腐を作ってるんですって。

食べてみたら歯ごたえがあってやや塩気があって島豆腐のような。

おいしかったです!これで2ユーロちょっと。悪くないですね。

豆腐もとても便利な植物性蛋白ですが,なにぶん発酵してない大豆は

あまり消化に良くないのです。ですから納豆や味噌は別ですが豆腐は

時々に負担になるんですよねベジタリアンの方でも。なので発酵豆腐って

なかなか良いアイデアだなと思いました。こちらドイツでは

ビオカンパニーLPGで買う事ができます。

 

発酵発酵と発酵づいてしまって遂には沢庵もつけてしまいました。

大根は家の中の寒い部屋で干して精米してる糠をとっておいて。

干しておいたリンゴの皮とかみかんの皮とか一緒にいれて。

さて後一週間くらいで食べれるな。と。

質のいい沢庵もドイツでは手に入りません。売ってないのです。

だからこれも作るしかないという。。何でも必要に迫られてやって

しまうのです。。。

沢庵も肺や大腸を調えるのにも大変役に立ちますし、冬〜春の

鼻水とかね、乳製品のとり過ぎなんかにもとてもいいです。パソコン

やり過ぎの方なんかにも(ってうちの夫か?!)いいです。

なのでこれもうまくいくといいなぁ。

きっとドイツではザワークラウトが同じようなものでしょうが、

なにせ沢庵は大根だものね。いろいろなデトックスにも一役かって

くれる食材だからこの時期にもうまく食べておきたいです。

我が家ではいま大根の甘酢漬けの漬け物が流行中。大根も春先には

食べたくなりますね、しかもやや生でばりばりと。

酵素が欲しいって感じかな=)春ですな。

 

と春はマクロビオティック的にも上昇のエネルギーです。

発酵もここに対応しているエネルギーですね。

なので是非発酵食品をうまく取り入れて、消化良く、

そして重たい冬の空気を入れ替えて軽やかな体になるように

イメージして食卓を作っていただけたらと思います。

体が軽くなると心も軽くなりますよ〜

春だ春だ!私も春が待ち遠しいです。

 

Macrobiotic class in Berlin

日本で言えば三寒四温の雨でしょうか。

ベルリンも寒くなっては緩んで雨が降り、寒さが和らいで

春の訪れを感じます。

いよいよ年が明けて、冬が終わり春なのですね。

 

ここ数年ぼんやりと赤ちゃんと子供たちとで暮らしていた私も

ご縁があって動きだす事になりました。

マクロビオティックの料理教室、ベルリンの自宅を皮切りに

始めました。

出張でもクラス賜る運びとなっています。

ご興味があれば詳細はcontactまでご一報くださいませ。

ブログの方でもこれからは、海外でのマクロビオティック、季節の巡り

食材のこと身の回りのことなどなど、「暮らしに活かせるマクロビオティック」

をモットーにアップしていきたいと思います。

 

もっと自然に、当たり前に。無理なく楽しく自然を感じる暮らしをどこででも。

あなたのために。わたしのために。地球とみらいのために。

なんちゃって=)でもまじめにそう思ってます。

どうぞよろしくお願いします。

 

 

アップルムース

だいたい私の朝は「あ〜思ったより時間がなかった。。」ということが多い。

思っていたよりできなかった。思ったより時間がかかって大慌て。

そんな毎日なんだけど、なぜかたま〜に「思っていたより時間があった!」

なんて日もある。なんでかわからないけど、ある。

給料日前の財布になぜかいきなり5千円札があった、的にある。

と、そんなことどうでもいいんだけど。

 

昨日の朝はそんな朝だった。

長女と保育園に行くちびくんと夫の弁当をつくり、子供らに

朝ご飯を食べさせて、後片付けまでしちゃって、第一便に上の4人の

こどもたちが学校に出払って台所では保育園時間待ちのちびと末っ子の

姫と私だけが残っていた。

こうして片付いた台所って気持ちがよくって、つい「じゃ、なんか作ろうか」

なんてまた仕事を増やそうとするのがわたしの癖だ。まぁ仕事といっても

結局は台所仕事はわたしには一種の娯楽でもあり趣味でもあるから

いいのだけど。

そういえば私が6人目を出産する頃のことだった。予定日一週間ほど前の

いよいよ、という時。私の頭にあったのは「我が家の福神漬けがもうなくなりそうだ」

ということだった。夫が「もうすぐ生まれるから何か用意するもの考えないとね」

と言った時私が真っ先に言ったのは生まれてくる赤ちゃんの為の物ではなく

産後の自分の為のものでもなく「そうだ!福神漬け作っとかないと!」だった。

私にとっては極自然な思い付きだったのだけど、今になっても夫はそれを

笑い話にする。まぁ確かに生まれてくる赤ちゃんより福神漬けって

どうかとは思うけど。。ともあれ、わたしの頭の中にはいつでも我が家の食料

事情と作り置き、季節の保存食などのことが大半を占めているのだ。

 

そして今回白羽の矢が立ったのは前々から気になってた食料庫にある夫の

おじいちゃんちから頂いてきた大量のリンゴだった。おじいちゃんちの庭にある

リンゴの木から毎年沢山のリンゴがとれる。もちろん肥料や農薬は使ってない

正真正銘の庭にあるリンゴの木のリンゴだ。なのにた〜くさん実を付けてくれる。

本当にすばらしい。

しかもリンゴの木は野生種で昔からあるものだから見た目も小さくて

いかにも自然に実ったぜ、的な感じがたまらない。売り物よりちょっとすっぱ

かったり形がへんちくりんだったりしてるけど、やっぱりあの力強さは

お日様と雨と土とただそれだけで自力で実ってきたリンゴの命の力強さ

なんじゃないだろうか。わたしはそれが好きだ。

とはいえ、生で全部食べきれないのでそれを煮てアップルムースを作る。

それを入れて作るおばあちゃんのレシピのアップルパイが夫は大好物

なのだ。

そんなリンゴなのにもう春が近づいているベルリンの我が家の片隅で

宇宙の法則に従うかの様に摘み取られたリンゴ達はしわしわと

その身を枯れ衰えさせ、土さえあればそのまま土に還ろうかとしているような

佇まいのものもちらほらでてきた。これは見逃す事が出来ない事態だ。

アップルムースをつくらないと。つくらないと!

そう心で警鐘をならし続けていたのに、そういう時に限って思ったより

時間がない、サイクルに入っている。

だのに、とうとうやってきたのだ。あのリンゴ達が救われる日が!

 

人生のタイミングの妙というのは本当に不思議だ。ひょっこりやってくる。

アップルムースは皮をむいて、芯をとって実を刻んで鍋で煮る。だから

何十個、あるいは百個近くなるとそれはかなり大掛かりな作業になる。

たかがアップルムース、されどアップルムース。

我が家に存在する一番大きな鍋を出してきて私の心は決まる。

今日はやるぞ。今日こそやるぞ。

そんなわたしに頼もしい助っ人のちびくんがいた。3歳の坊やだ。

実際助っ人なのか、お邪魔なのかはわからない。でもこういう大掛かりな

季節の台所仕事を子供と一緒にやるのが私は好きだ。

上の子供たちもみんなそうやって一緒に梅を漬けたり、味噌をつくったり

ジャムをつくったりしてきたものだった。そんな懐かしい思い出が

頭をよぎりながら今またドイツの片田舎ではなく、街中のベルリンで

季節の仕事ができることがとても嬉しかった。おじいちゃんのりんごよ

ありがとう。心からそうおもった。

 

春を待つリンゴ達からはしわしわになりかける見てくれとはうらはらに、

芳醇な薫りが漂っていた。息子と匂いをかぐ。

「あ〜良い薫りだね〜」溜息がでるほど素敵なかおりだ。

胸がいっぱいになって幸せがこみあげてくる。もうこのままでいたい。

あの時胸が締め付けられるほどリンゴの薫りが愛おしかったのは

なぜだろう?

 

芳香に後ろ髪を引かれつつも作業にかかる。

私が芯をぬく、皮をむく。皮は干してお茶にするのでとっておく。

半分に切ったりんごを息子が小さくきる。私も一緒に切る。

かわいい小さな手でりんごを切る息子。切ってはちょこっと

つまみ食いをしている。

可愛くて胸が締め付けられる。リンゴの芳醇な薫りとともに

この時間が愛おしくてたまらない。

この小さな手と一緒にいろんなことをする度に、その愛くるしさ

その無邪気さ、その純粋さを感じる度にいつも同じ様に

もう大きくなった上の子供たちのことを思う。あの子達にも

こんな時があったよなぁ。と。

 

愛と言うのは時々溢れ出てくる。とめどなく。

上の子達が小さかった頃を思い出す。

あぁかわいかったなぁ。こんな風に可愛い手でどれだけの事を

一緒にしてきたのだろう。その時どれだけその可愛さを心に

抱けていたのだろう。どれだけその場に心を留めて見つめることが

できていたのだろう。

 

上の子と干支が一回りも違う年の離れた弟妹を授かった私は今もう一度

子育てをやり直している。

今この赤ちゃんを、この坊やを心から慈しみその愛らしさに改めて感動しながら、

もう育って大きくなった上の4人の幼少期を再び心に抱き慈しんでいる。

可愛い無邪気なあの手が、あの口が、あの体が、すっかりと

大きくなっていろんなことができるようになって、子供が育っていく

という当たり前の奇蹟を、その愛らしさを繰り返し繰り返し

感じている。

もちろん現実は簡単な事ではないけれど、日々は格闘なんだけど。

今でも子供たちは育ちの過程なのだけど。

 

リンゴを切るその仕草に心を留めて、ただそのときにすっぽり

包まれていると、そこにあるものの愛おしさに圧倒される。

子供という存在の愛おしさに圧倒される。

その愛おしさというのは決定的でありながらつかみ所がない。

圧倒的でありながら至極さりげない。

留めようがないところに留められていて、

気がつこうとしなければ忘れ去られる場所にあるのに

手を伸ばしても届かず、目の前にある。

 

どうして日々はこんなに簡単に流れていくのか。どうして自分の

心はいつも何処かに流れていくのだろうか。

今は今しかないのにさ。

 

しわしわのリンゴと芳醇な薫り。

小さい坊やとの思いがけない朝の時間はきっとまた私の心に

甘酸っぱく残るんだろう。こういう季節を繰り返して

坊やにも美味しい思い出が残ってくれるといいな、と願う。

土に還ってしまうまえのリンゴをムースにできてよかった。