3月12日発売です!

日本滞在の日記はしばし後回しにして

今日はいよいよ出版されるエッセイ本について書きたいと

思います!

 

思えば今からさかのぼること数年前の冬。

青山にある、とあるカフェで幻冬舎の編集者である菊池さんと

お会いしたのがこの本の始まりだったのです。

当時シングルマザーであった私はまだ田舎に住んでいて

山からほいさ、と降りてきて入った素敵なオープンカフェの

暖かな雰囲気がとても新鮮に感じられたのを印象深く

思い出します。そして今思うとこの出会いへのささやかな

緊張感とあのカフェの雰囲気がなんだかしっくり

一対になっていたなぁと思い出されてなりません。

まさかあの時はその後、私達がブラジルと日本を隔てて

一つの本を作り上げる事になるなんて露程も知らなかったの

ですけども人のご縁ってのは不思議なものでそれでも

いつしか時が経ち、様々な変化を経てこの本でご一緒

させていただく事になったのです。この時の隔たりこそが

いつも私には人との本当の出会いとご縁を感じさせてくれます。

「あぁ、あの時の出会いはこんな形で実を結んだのだ。」と。

 

 

いざ本が出来上がりを迎える今となっては、こうして

日本の裏側にいながら日本にいるみなさんとのご縁を

繋いでくれるこの本を作るきっかけを頂いた彼女との

出会い、そしてこうして沢山の人の手で出来上がった本を

この世に送り出せるという事はありがたいの一言につきるのです。

そんな出会いとご縁の不思議に始まるエッセイ集

「ブラジルの我が家 família no brasil」は

沢山の出会いとご縁によって生まれました。

 

まぁそんなことをいうと固く感じるのですが

内容は異国ブラジルでのハプニングだらけの1年半を

笑いあり涙ありで綴った入魂の一冊となっております。

そしてこちら本邦初公開!

自慢のカバーイラスト!じゃじゃ〜ん!

 

 

 

どうですの?これ!

素敵でしょう?元気が出るでしょう?

ブラジルの陽気な風を感じるでしょう?(笑)

こちら下田昌克さんのイラストで

ますますラテンな雰囲気のエッセイ集となっておりますよ。

 

この本を読んで困った事も嫌な事も吹き飛ばして

ラテンのノリで毎日を楽しく笑い飛ばして暮らして

行っていただけたらとても嬉しく思います。

ちなみに本の情報は下記にて!

この本を通しての皆さんとの出会いとご縁を

楽しみにしております!

 

「ブラジルの我が家 Família no Brasil!」

日登美 著 幻冬舎刊
2015年3月12日発売 予価1400円+税
本書は臨月のおなかを抱えてブラジルへ渡ってからの一年の
出来事を日登美さんがエッセイと日記で綴ったものです。
異国での出産、マクロビと日本食とブラジルの料理を融合させた
日々の食卓の工夫、思春期の長女の葛藤と家族の絆、ブラジルと
いう国のおおらかさといいかげんさ。
チャーミングで暖かいブラジルの友人たち、サッカーワールド
カップでの熱狂ぶり…。
何もかもが初めての体験である日々を、時に明るく、
時に深く悩みながらも、おおらかに
たくましく過ごしていく家族の様子には、
楽しくの胸を打たれます。
〜リリース文章より抜粋〜

 

 

Back to Brazil

ほぼ12時間のフライトを二度繰り返し

一年分の映画を見まくったフライトを終え

先日無事に日本からブラジルの我が家に戻ってきました。

夜中に空港について家に着いたのは翌日早朝。

一年半前のように再びスーツケース12個、いや今回は

ユニオの分も増えて13個のスーツケースを抱えて

真っ暗闇の我が家についた時には

暗闇に車のライトで照らされてお化け屋敷並みに

ぼうぼうに伸びきった庭の雑草が出迎え

がく〜んときましたが、たった三週間の間に

これだけ植物が生長してるってことに驚き

また、私達にはあっという間に感じた日本滞在の時間と

三週間という現実の時間の長さとのギャップを

あからさまに感じたのでありました。

気分は浦島太郎ですね。

 

翌日明るくなった庭を見るとあれだけ実をつけていた

マンゴーは見る影も無く、まだ小さかったアボカドは

そろそろ食べごろを迎えていました。

台所にはピタンガというブラジルフルーツが

実っておりました。

 

そしてお隣さんに水やりを頼んでいたハーブは健在で

しかもその横にケールだの茄子だのレタスだのと

畑までこさえて下さっているではないですか!

ブラジルブラボー!

早速帰国から嬉しい出来事にかこまれ。とおもいきや

そこで終わらないのがブラジル。

帰ってきてからはこちらは雨が降り続き

帰国早々、激しい雷雨が襲いましてかなり至近距離で

雷が落ちまして、停電しました。

そんでもってインターネットが普通になり早3日経っている

次第でございます。

地球を半周してきた私達にもブラジルの自然は

甘くないぜ!

でもまぁ、よくも悪くも

これでこそ「帰ってきたな、ブラジルに」という

感じがします。

 

今では日本での時間は夢のように思い出され

本当に日本に行ってたのか?と疑いたくなるほどですが

スーツケースから飛び出す梅干しやら味噌やらの

日本土産が我が家の台所を満たしているのをみると

確かに行って帰ってきたんだという証拠が

まじまじと見て取れてなんだかほっとするのです。

 

思っていたよりも日本での時間は短く

というか思っていた通りかもしれません。

会いたい人に会えたことも、

会いたかったのに会えなかった人もあったけど

一年半のときはあっという間に薄らいで

日本での楽しい時間を過ごせました。

お時間をくださったみなさま、お仕事でご一緒

して下さった皆様、会えなかった皆様にも

心からのありがとうをこめて。

 

やっぱり私は日本人で、家族のいる日本は愛しくて

友達の元気な姿を見るのは嬉しくて

仲間がいるのは心強くて

そんな沢山の宝物を抱いて今ブラジルに再び降り立っています。

 

日本での時間はまた追々ブログにて報告

させていただくとして,今はひとまず

皆さんに感謝を込めて。

 

 

 

 

 

BOOK MARKETとサイン会

楽しい家族との時間も終わり、そろそろ

一時帰国も後半戦!

そんな今週末はアノニマスタジオのBOOK MARKETにて

早川ユミさんとサイン会を行いますよ〜

日本出国まえにニアミスでお会い出来なかったユミさんに

とうとう会える!と私もとても楽しみにしています。

素敵な本も沢山あるこのマーケット

是非この週末はブックマーケットへ!

 

 

Tokyo days..

日本にきて早一週間です。

東京ではユニオは人生初の雪を体験。

雪ってさ、冷たいのよね。(当たり前だけど)

一緒に外にでたユニオはあまりに寒すぎて最初は笑ってたけど

最後は泣いてました。びっくりしたみたい=)

 

そしてそんな雪の日にひさしぶりに表参道

クレヨンハウスランチバイキングに行ってきましたよ。

雪のせいか開店間際だったからかお店がすいてて

ゆっくりできました。

それにしたって、あぁなつかし〜!

よく日本にいた時に主人と御飯を食べにきてたねって

話しながらとてもなつかしく。

しかもね、ブラジルでの外食はがっつり油っぽくて

それに比べなんとヘルシーな日本食!

しかもオーガニックで食べ放題。お野菜のおいしいこと。

感動の嵐ですわ。これで1296円?だっけ?

コストパフォーマンスも嬉しい。

子連れにはかなりありがたいレストランです。

さすが我らがクレヨンハウス!

見てこの量;)がっつり=)

でもぺろっと食べてしまった。特にレンコンの天ぷら!

ずっと夢見てたレンコン!おいしかったぁ〜

ユニオも人生初のレンコンを堪能していました。

でも一番のお気に入りはどうやら

切り干し大根の漬け物だったようで,かなり渋い好み

のようです。

ともあれお腹いっぱい心もいっぱい。

 

そしてまたある日は生まれて初めて

築地に行ってきました。

お魚市場で外国人観光客も多いときく築地。

生粋の日本人のくせになんだか私も観光客気分で

魚市場を散策。

ドイツ人の主人に至っては見た事も無い魚介類に

質問の嵐。

その日は家族で手巻き寿司をする為のネタを買いに

行ったのですが赤貝を買った私に

「これは何?」と主人。

「貝だよ。赤貝っていうの。」と私。

「赤貝ってどんな貝なの? 」と目の前にあるのに

気がつかずに質問する始末=)

本当に知らないんですね〜

一番面白かったのは、「あんきも」を見ての一言。

「これは何?生き物?」

いやぁ、生き物だけどね、内臓ですよ。

確かに魚市場にはなんか変な形の物が水に浸かってるもんね。

ナマコなんて「これ、食べれるの?」だって。

日本人の私もナマコはさすがにそう思うもの。

こうしてみると、日本人って本当にお魚を沢山たべるん

ですね。そして沢山の種類の海産物、海藻から魚介から

いろんな海の幸をおいしく頂く知恵を持っているのですね。

といろいろ感慨深かったです。

そしてお楽しみのお寿司。その日は夕飯も手巻き寿司だったのに

お昼御飯も築地でお寿司。

にぎり寿司なんてもう何年ぶりかしら。ブラジルにも

「Sushi」はありますが、やっぱりね繊細さが全然ちがうの。

日本人ってつくづく繊細な人種だなぁと思います。

ともあれほどよいにぎり寿司に感動。

日本食は美しくおいしいですね。

そんなこんなで毎日、日本の美味しい美しいを

堪能する日々でございます。

日本!!!

とうとう日本に到着しました!日本ですよ!

ブラジルの空港を早朝に出発し、というか実際は

空港まで我が家から割と遠いのでフライトの前夜に家を

出発。空港で朝まで待ってのフライトって訳でしょっぱな

からかなりタフなスケジュールでの旅路。

それでも「日本にいくんだ!」という夢が実現しつつ

ある興奮で子供たちはやる気満々。

それとも飛行機の中のコーラに映画が待ちきれなかったのか?

まぁどちらでもいいですけど…

とにかくいよいよ長旅の始まりです!

早朝の空港は空いてる!

一度の乗り換えで二回のフライト。

どちらも12時間ほどのフライトってこともあって

さすがに地球を半周するって大変だなぁと実感。

そして同時にブラジルと日本はそんなにも

遠かったんだって再確認。

時々ぐずったり時々寝たりしたながらも

赤ちゃんもよく頑張りました。

お陰でわたしは飛行機の中で3本も映画みたよ=)

そして窓からはこんなゴージャスな景色まで。

サハラ砂漠上空にて。

どこまでもどこまでも続くこの景色。

これが地球なんだ。私達の住んでる町とは全然ちがう景色。

当たり前だけどそういう場所がほんとうにあるんだって

そう感じるだけで世界は計り知れないって改めて想う。

地球って本当にすごいね。

こういうことをふと感じさせてくれるのも旅のいいところだね。

ともあれ、日本のロングフライトを無事に終え

成田空港についた私達。

「おかえりなさい WELCOME」の文字が

目にしみる。

帰ってきたんだぁ。一年半の時間があっという間にふっとぶ。

故郷、母国、日本。

ブラジルの風はどこへやら。

唯一日焼けして真っ黒な子供と

ビーサンはいて日本におりたった主人の姿だけがブラジルの

残香を漂わせていていた。

 

日本に着いて間もなくはブラジルとのギャップが

所々で目につく。

走り去るアテンダントのお姉さんが目の前を通り過ぎると

「あの人仕事で急いでるんだ!」とそれだけで感動。

ブラジルでは仕事で急いで走っている人なんか見た事無いよ!

さすが勤勉。日本人。

そして暫くいくと今度はカートを回収するおじさんが熱い視線を

私達に向けて「おかえりなさい。こちらでカートお預かりします」と

にこやかに近づいて来るではないか!

まずブラジルでは自分から近づいてきてなんてくれない。

呼んだってきてくれないこともある。

なのにわざわざここまできて、しかもカートを集めて

「ありがとうございました〜」って「え〜〜〜〜!!」

「ありがとうはこっちの台詞ですよ〜おじさん!」

カート集めてありがとうってあんた、いいのかい?!

さすが世界一のジャパニーズサービス。すばらしい。

既に成田空港で数々のサプライズジャパニーズに出会い

日本はすごいと連呼してしまう。

半分ブラジルに慣れすぎたのか日本のこのサービス精神

丁寧な接客にはいまだに感動している。

 

感動はこれだけではない。

車にのれば「?!!」

道ががたがたしてない!なんとスムーズな。と感動。

そうりゃそうさ。ここは東京。赤土の道なんかありゃしない。

そしてスーパーにいけば、肉も魚もぴ〜っちりめっちゃきれいに

これは本当に生ものですか?というほど美しく整列している。

野菜売り場には夢にまで見た麗しのれんこんに長芋。

山ほどのすばらしい豆腐に,漬け物、納豆。

青森りんごに和歌山みかんはこの時期マストアイテムですよね!

って欲しい物だらけで困ります。

あれも作ろう。これも食べたい。そんなことばかりで

今日もおでんを作っている訳です。

それにしたって当たり前だけどさ、おでん作るにしたって材料は

簡単にたっぷり揃うし、選択肢も多いし

なんてらくちんなんでしょう。

ブラジルでは山を越え谷を越え、三日がかりでつくります。って

くらい苦労していつも御飯作ってんだなぁって

そんなことも実感。

ともあれ暫くは日本料理を作ったり食べたりに夢中に

なりそうです。っていうかなってます。はい。

 

時差ぼけを感じる暇もなくいろいろとやる事はありますが

ひさしぶりに会う日本の家族、そしてこれから会える友達

仕事、楽しみな事が盛りだくさん。

ここ数日冷え込みの激しい日本の洗礼を受け

真冬の日本を痛いほど味わっているのもただただ

嬉しくありがたく。

「ちきしょ〜寒いぜ〜!」と悪態付きながら

顔一杯に笑顔を貼付けて。今や全ての事が愛おしく

ありがたい。

そう思うと同時に、日本の真裏のブラジルの,日本と真逆の

困った事も「めんどくさいんだよ!」ってことだって

今や満面の笑顔で迎えたい。

世界をみることでなんだか自分がもっといろんなことを

受け入れるようになったんだなって感じる今日この頃。

悪いとこを見ればいつだって気に入らないままでいれる。

良い所をみればいつだって幸せでいられる。

自分次第なんだねっておもったり。

ともあれ、寒空に目にしみるような青さの東京の空の下

明日は雪になるとかならないとか。

めいいっぱい真冬を,日本を楽しみたいと思っています。