Bom natal

12月。師走と日本では言うけれどブラジルの12月はそんな雰囲気はない。

季節は真夏。いよいよ夏休みが始まって,暦の上では年末なのに

気分はすっかりバケーション。

仕事納めで忙しい日本とは違って、いよいよ始まった休みを

楽しもうと皆わくわくしている。

 

子供の学校ではそれぞれのクラスでクリスマス劇を披露してくれた。

 

シュタイナー学校ではクリスマスの時期を重要視しているからいろいろと特別な催しがあるのだ。

クリスマスは光の体験。冬に暗く静かになる外側の風景とは反対に心の内側にともる自分の光を感じる時期。私はそういう風に思ってきた。

けれどそのときに真夏を迎えるブラジルではどんな風にクリスマスを過ごすのだろう?そう思っていた。

そんな中シュタイナー学校では教師による生誕劇があった。

燃え盛る様な日中の暑さが和らぎ涼しい風の吹く校庭に三々五々人が集まる。

屋根しかないホールに集まって木に登る子供あり、地べたに座る子供あり。

そんな中舞台には冬の夜空がセッティングされ、劇がはじまった。

 

 

驚くことにそれは日本の学校でやっていたのと全く一緒だった。

歌も台詞も内容も全て同じでポルトガル語バージョン。

しかも長女の通っていた日本のシュタイナー学校の担任の先生がやっていたのと同じ配役をブラジルでの長女の担任の先生がやっていた。

不思議な偶然がうれしかった。

劇をみているうちに静かなあの気持ちがよみがえって来る。

暗く静まり返った日本の冬に心を込めて教師が送ってくれた生誕劇を

見ていたあの頃。

小さな子供たちと何度も繰り返して毎年体験したものはクリスマスという時を通して今でも心の真ん中にあかりを灯してくれているんだ。

すっかり真夏気分で日々の暮らしに追われている私の心にも

クリスマスの暖かさがやってきた。

 

閉ざされた空間で見る劇とは違って開かれた野外で見るブラジルの生誕劇。

劇の途中では小さな贈り物でクッキーが配られたり、子供たちは

わいわいと楽しそうに劇を見ている。そして劇の終わりにはやっぱり盛大な拍手とピューピューという口笛でブラボ〜!的な雰囲気はブラジルらしいなぁと思った。

 

光を待つ時クリスマス。

日本では内側にあった光を、ここでは外側に感じる。

5 コメント

  1. tsubasa

    我が家の息子の幼稚園でも先週降誕劇を、こどもたちがやり、母親父親は聖歌隊として参加してきました。

    12月に入ってからは昨年日登美さんからのドイツ土産のアドベントカレンダーを飾り、りんごロウソクを作り光を灯してきました。
    明日はもう24日 四人で過ごす最後のクリスマスです。

    もう少しだけキャンドルナイトの夜を楽しみたいと思います。

  2. alzenka

    日登美さん、お久しぶりです!
    南半球、太陽の強い光とともに迎えたクリスマスいかがでしたでしょうか?暑いから、stollenより、フルーツゼリーが似合いそう。
    素敵なクリスマス休暇を!!!

  3. しょうたの母

    最近ブログ更新どうしたのかなと心配でしたがハプニング続きだったのですね でもブラジルライフを楽しむ様子が伝わってきました 何とかなるさ それが一番ですね

  4. 日登美

    ご心配おかけしました;;)

    ブログアップしたいと思いつつ、いろいろハプニング続きな物で。
    でもこれからもいろいろかきますのでよろしくおねがいしますね=)

  5. 日登美

    つばささん。日本のクリスマス。静けさを思い出しました。
    こちらの今年のクリスマスの様子もまたアップしますね。

    南半球のクリスマスは、たしかにフルーツゼリーな気分です!!