Brazil

夏休みが終わる。。

毎日暑いブラジルです。

こんな暑いとみそ汁より酵素ジュースの方がおいしいなぁ。

とはいえ、やっぱりみそ汁も元気がでるなぁ

などと献立を考えながら過ごしております。

なんせ、朝,昼、晩ご飯、そのうえおやつを一日2回。

いや、下手するとおやつ3回とかもあり。

だって夏やすみなんだもん!

いやぁ、夏休みが楽しいやら恐ろしいやらというのは

ブラジルでも変わりませんなぁ。。

はじめのうちはそれも楽しいけど、数週間すると

行き詰まりますよねぇやっぱり。

 

まぁ間にお正月があったり、クリスマスもあったりで

なんとかごまかしながら過ごしましたけど。この夏はブラジルの中でも

旅行にもいかず、ひたすらコンドミニウの中で家族でみっちり過ごしたので

もう結構お腹いっぱいな感じであります;)

子供たちからも

「あぁ学校いきた〜い」って言う声もちらほら聞かれるように

なった今日この頃。

いよいよ今日で夏休みが終了します!

ひゃ〜よかったぁ〜と肩をなで下ろす気持ち半分。

早起きせねば!とふんどしを締め直す気持ち半分。

この雰囲気も日本と変わりませんね=)

夏休みって不思議だね。

はじめは楽しいけど,最後には何となく物悲しいというか

でもちょっとわくわくするような。

 

こどもたちもちょっと一回り大きくなった感じがするのも

日本と一緒。

みんなどんな顔で学校にくるのかなぁ。

真っ黒に焼けた子供たち。

まぁどこにも行かなくても焼けちゃうんだけどね。

時には家でドリルをしたり。

最近のブームといえば以外かもしれませんが、

ドラゴンボールでしょうか。(今更?でも結構面白いの

昔のものが特にね!)

日本と同じくここでもテレビはもってないし、静かな生活をしているので

時々ナイトムービーと称してドラゴンボールを鑑賞しているので〜す。

アニメ?ってシュタイナー教育ではいいの?とか

でもここに来て思うのは、ちょっと楽しいこともして

良心的なアニメなどちょっとみて、外で元気に遊んで

手の仕事をしたり、ちょっと楽器を楽しんだり

そうやってバランスよく暮らせば何でもいいなぁと思うのです。

 

食事についても日本にいる時よりもっとおおらかになりました。

といってもバランスを崩してでたらめしてるってことでなくて

もっと枠を取っ払って,自分たちの必要がわかってきたというか

変化に柔軟になったというか。

それもひとえに、ここブラジルという国にきて

当たり前の壁をぶちこわし、新しい環境で気持ちよく生きていく為に

自分たちに必要なことを、頭でなく心や感覚で

見つけることができるからだと思ってます。

 

お引っ越しをしたり、海外に住んだり、

急に生活が変わったり、仕事がかわったり。

人生にやってくる変化は人それぞれだけど

人生が変化する度に,何かを作り替え、何かを手放し

何かを壊し、何かを生み出し、

そのなかでも変わらぬ何かを見つけ出し。

そんなことをするのかなぁと思うのです。

 

最近、長女が私のヨガの練習に参加するようになりました。

長女の「私もちょっとやってみようかな」の声に

朝マットをしいて、一緒にチャンティングをし、

練習をする。

ほんの15分程度のことだけどとても素敵な時間です。

こんな日がくるんだもんね。

まぁいつまで続くか知らないけど。

 

ちょっとずつ、変化と共に新しい扉が開く。

 

明日からまた次のステップが始まります。

 

 

 

 

 

 

 

 

ブラジルの嵐!

昨日恐ろしい嵐が来た。しかも何の前触れもなく来た。
前触れがあっても我が家はテレビがないし今はインターネットも使えないから情報は入らない。
午後にうちに帰ってくると、子ども達はコンドミニウでかけまわり、
プールにはリラックスしてるお隣夫婦がいた。いつもの午後だ。
でも遠くの空が怪しい雲行きだったから、またいつもの夕立だろうと思ってた。
とはいえ、ここの夕立はかなり激しく降るから洗濯物取り込んでると、
雷が鳴り始めた。
まぁそれもいつものことだけどやはりかなり強い雷だし、
結構落ちるから、そとで遊んでる子供達を中に入れようと思ってた矢先。
風も強くなった。あれ?今日はちょっといつもより強いかな、
と思うや否や、飼い犬が雷と風に怯えてパニックになり
家に入ろうとするのを主人と長女が玄関のドアの前で防いでいた。
と思った時には既に屋根が破ける程の雨と風、初めはまぁいつもの、
と思ったが様子が違う。
外は赤土色になり横なぐりの雨と一緒に木も横になびいてる、
本当に真横だ。そして玄関前からわー!という声。
家の窓やドアの隙間中から雨が入りこみリビングは浸水。
窓の外はもはや泥水の中の様に何も見えない。
ただ雷と雨と稲妻の光があった。
ばきばきと言う音やガチャガチャと物が、壊れる音がする。
これ、やばくない?
まるで竜巻の真っ只中にいるみたい。
電気は勿論切れた。
身の危険を感じ、犬と一緒に主人と長女もうちにはいった、
けどもうビチョビチョだ。
ドアの外は車洗車の機械の中の様な雨らしい。
二人がうちに入るや否やばきばきと音がした。
多分何かでかいものが、とんだんだ。
ビチョビチョな家の中で犬もパニックでうろちょろし、
さっきまで嵐見物を楽しんでいた子どもも
さすがに緊急事態と思ったのかもう笑い顔は見えない。
実はその前日にも強い風がふき停電してたから
ロウソクや懐中電灯の準備はばっちりだったので
私は夕飯の天ぷらを作り続けたら長女に
「こういう時には火を消さないといけないと習わなかったの?」
と叱られた(^^;;
嵐は一時間程続き、ややおさまってから外を見たら
楽しみにしてた我が家のバナナの木が全部折れてた。
パパイヤも傾き、近所の赤土道には折れた木が倒れ、
衝撃的だったのは我が家の倉庫と車置き場の屋根が飛び
フェンスに突き刺さっていたことだ。
多分あのばきばきという音がしたのは屋根が吹き飛ばされた音だったんだろう。
これは夕立レベルじゃなく、夕台風とでもいうのか。
日本ならこのレベルの風雨が予報されたら避難勧告だよな
と思いつつ、こんな強い嵐があんな穏やかだった午後にいきなり
「ちょっと寄ってみましたの。」といった具合にやってくる
ブラジルの大自然には本当に圧巻だ。
まぁ、それでも何故か無事に、暗がりの中で天ぷらを食べて寝た昨晩。
今朝はめちゃくちゃになったリビングを片付け、
インターネット使いに大学に行くと町中大変なことになってた。
めちゃくちゃでかい木が沢山折れて道を塞いだりしてるし、
いやーすごいな。祭りの後だな。
でも子ども達は折れた大きな木の枝で基地作りに興じている…
いいな、子供は(^^;;
さて、私達大人はこれからやること沢山だよ。
電気はいつ復旧するのかな。
電話も、インターネットもないからね。
ガスが使えて太陽光のお湯がでてくれて、
それだけでもありがたいなぁと思ってる。
自然の力の前には私達の文明のなんとか弱く
頼りないものかと実感した昨晩。
私達の暮らしは文明の上に出来上がる以前に
大自然の手のひらにあることをもう一度心に刻もう。
そして、その中でサバイバルできる程度の便利さは
自然を使わせてもらうシステム、デザインが有効だなぁと思った。
パーマカルチャーや自然エネルギーこそ、真のインテリジェンスだと思う。

ぬか漬けin Brazil

念願のぬか漬けができた!

ブラジルに来て絶対作りたかったぬか漬け。

とうとう集めた糠がいい量になり、糠どこを仕込んで

まだほんの2週間ほどですが

驚くほどおいしいぬか漬けがもうできた!!

これには驚き。

真夏で気温は高いけど、朝晩は涼しいからか?

家が石でできてるからか?

自然が強くて、空気がきれいだからか?

とにかく。とてもとてもおいしいのです。

日本では雑菌が増えやすかったし、こんなにうまくできなかったなぁ。

ありがたいことにブラジルには

大根もある、ごぼうもある。日本のキュウリもある。

そんなわけで最近の定番は大根と人参に季節の野菜を漬けて。

このいがいがの緑のやさいはへんちくりんな名前の

ブラジルの野菜らしい。

ある日庭で勝手に生えてきて、食べれそうだね〜って話してたら

スーパーマーケットで売ってたのを見て食べれると確信。

家で収穫して食べてみたらちょっと酸っぱいキュウリみたいな感じだった。

そのあと、オーガニックマーケットでも見かけて

食べ方を聞いたら生でも食べれるとのこと。

やはり!これはぬか漬けにむいてるのでは?!とつけてみたら

これまた大ヒット。

というわけで、庭のとれ立てを毎日漬けてます。ありがたや。

めちゃくちゃおいしいぬか漬けに

出汁のきいたみそ汁に分つきの御飯。

もうこれさえあればなにもいらないね!と

実はとっても素食な夕飯が我が家の最近の定番なのです。

 

あぁぬか漬け万歳。

発酵食よありがとう。。

 

あけましておめでとうございます。

ちょっと遅くなりましたが…

あけましておめでとうございます!

みなさんどんなお正月を過ごしたのでしょうか?

おせちはおいしかった?こたつでみかん

食べました?

あぁ日本のお正月ってよかったなぁと

既に懐かしさで一杯ですが。

 

さて、ここブラジルでは毎日夏休み気分が

続いております。

年末年始は、といえば例年はおせち作りですが

今年はおせちのかわりに

いろんな物を作っていました。

 

という訳で、2014年初のブログはやっぱり台所から

お届けしようと思います。

 

まずはぬか漬け。

実はブラジルに行くことが決まって持っていく物を

リストアップしてる時に

マストアイテムと考えていた精米機。

きっと米はあるから糠をとって糠どこを

仕込めばおいしい漬け物がいつでも食べられるはず!

と企んでおったのです。

遂にブラジルに上陸し、こちらで

デメテール認証のついたバイオダイナミックの玄米を

手に入れることができるようになり。

ぶつき米にして食べる度に糠をジップロックにいれて

冷凍し続けてはや4ヶ月。

地道な貯金ならぬ貯糠=)がつもり積もって

とうとう2キロほどの糠になり、準備万端。

季節も夏になり発酵も進みやすいし!

ということで糠どこ仕込んだ年末。

もう既にいい薫りがしています。

 

ちょっと残念なのは糠どこを入れる容器。

持ってきた琺瑯のタッパーの中でも一番大きいので

作っておりますが、やっぱり土のカメで漬けたかった

なぁ。ブラジルにはそういう容器はなかなか売って

なくて、プラスチック製品ばかりだからさ…

ともあれ。

あぁ懐かしのぬか漬け。とてもエキサイティングな年末でした。

 

そして、夏の飲み物を作るべく。

定番の酵素ジュースを仕込みました。

今回はレモンの酵素ジュース。

ライムのときは炭酸で割るとまるでファンタのような!

味になったけど

今回はちょっとビターな感じがとてもいい!!

大人味です。(子供も飲める苦みだけどね)

これにはジンが合うよなぁ〜なんて夫婦で

話しています=)

残念ながら私はまだ暫くお酒はお預けだけどぉ!

 

作り方は至って簡単。

できれば無農薬のレモンの皮をピーラーでむく。

もちろんこの皮は細く刻んで冷凍して

レモンケーキやお魚のトマト煮に加えたりして再利用!

そのあと白い中の皮も包丁で剥き取ります。

これが苦いんだよね。

あとはスライスして、広口の入れ物に

レモンと同量の白砂糖を重ねるように

加えて、ガーゼで蓋をして一日2回ほどかき混ぜる。

砂糖が全部溶けて、果実が浮き、少々気泡がでて

シロップがさらさらと水の様な触感になったら

ザルで液をこして冷蔵庫で保存する。

普通は砂糖の割合が果実の1、1倍なんだけど

経験上レモンやライム、金柑等の柑橘は水分が

少ないので0.6倍から1倍でも大丈夫だった。

という訳で是非お試しあれ!

 

そして極めつけは。

マンゴーチャツネ=)

引っ越してきたとから狙っていたマンゴー。

嬉しいことにここではマンゴーがどこでも生えている。

シーズンを迎え始めた今では毎日

コンドミニウに生えているマンゴーを10個くらい

拾ってくるので冷蔵庫に山ほどあるのです。

それをピュレにしてアイスキャンディーにしたり

マンゴープリンを作ったり。

スムージーにしたり。

 

そしてまだ青いグリーンマンゴーでは

マンゴーチャツネを作っちゃいました。

これもね、企んでいたの=)

何を隠そうブラジルにきて最も興奮したのは

マンゴーの木が街路樹になってること!

近所にも大学にもぼんぼん生えてる。

なんと!マンゴー祭りじゃないですか!

そんな訳で、まるでさるかに合戦のかにさんみたいに

「早う実をならせマンゴーの木ならかさんとはさみでちょんぎるぞ」

ってな気分で(自分ちの木じゃないくせに=)

マンゴーの木を見守り、

ここでの私の会話と言えば専ら、

「あぁ、あのマンゴーのあった通りね。」」

「あ、あれマンゴーの木じゃない?あ、あそこにもマンゴーだ!」

とまるで「今日もいい天気だね」という挨拶のごとく

マンゴーを中心とした会話になっておるほど。

それにはさすがに主人も

「え〜と、それ本気?」ときいてくるほど。

子供たちにも「ママまたマンゴー?」と言われるほど=)

それでもいいのさ。だって楽しみだったんだも〜ん。

ともかくね。

それだけ思い入れのあったマンゴーを

堪能すべく、年末は心静かに。。

いやいや煩悩だらけで;)

夫婦でマンゴーチャツネを仕込みました。

 

こんな煩悩だらけの年末ではありましたが。

おせちも作らなかった年末ではありますが。

お正月にはちゃんと早起きをして

大事にとっておいた玄米餅を焼きまして。

久しぶりに青菜など茹でまして。

人参に飾り包丁をいれまして。

盆ざるにのった野菜の美しいこと…(溜息..)

えぇ、もちろん、年末には包丁だって

研いでおりますのよ。(でも主人がやってくれたの。えへ=)

お雑煮の薫りを漂わせ

起きて来るみんなを待ち受けて

漆のお椀でお雑煮を食べてお正月を迎えましたよ。

 

良く切れる包丁で心を鎮めて青菜を刻む。

まな板と包丁のあるありがたさ。

油を使わないクリアなお出汁に玄米のお餅。

出汁のある台所の豊かさよ。

あぁ日本にはなんとすばらしい食文化があるのでしょう。

実も心も透き通るようなお雑煮を食べて

今年も一年健やかであるようにと願った今年の元旦。

皆さんにもどうぞ良い年となりますように。

 

そんなわけで今年もブラジルから、日登美の台所。

台所だけでなく(っていうかレシピのアップ

今年は頑張りたい…なにげに抱負;)

日々の暮らしも交えながら(ってそればっかりですけど;)

みなさんといろんなことをシェア出来ればと思います。

今年もどうぞよろしくお願いいたします。

 

ゆく年2013

2013年12月30日。

走り抜けた2013年が終わろうとしています。

夏休みまっただ中の今日、ひんやりとする小雨の降る今朝

2013年という不思議な年を振り返っています。

 

赤ちゃんがやって来るとわかった1月。

丁度初めて長女を授かったときから干支が一回りした今年、

不思議な繰り返しを思いながらの妊娠だった。

オーガニックベースで初めてコースのクラスを始めた2月。

半年のクラスを皆さんと一緒に過ごせたのはわたしにとっても

すばらしい体験でした。(みなさんお元気ですか?!)

渾身のお弁当コース、ビューティーコース。赤ちゃんとともに

無事に終えることができたのは嬉しかったなぁ。

そういえば長女を妊娠したときも私は大学生で卒業論文を

書きながら赤ちゃんと過ごした妊娠期間だった。私はいつも

忙しい中で赤ちゃんと一緒にいた気がする。

長女が中学生になった4月。気がつけばすっかりお姉さんの長女。

12年があっという間だったなぁと感慨深く。

 

初のレシピ本を出版した6月。すばらしいスタッフに囲まれて

1年をかけてようやく出来上がったレシピ本。私の今までの台所での集大成が本に成った。

子供たちとの歴史の詰まったこの本をいつか子供たちに贈りたいって思ってる。

 

そしてコースを無事に終え、半年以上の別居を経て主人が

私たちを迎えにきてくれて日本を出発した7月。

ドイツではサプライズの結婚パーティーをしてくれたんだっけ。

主人のいとこの手作りウェディングケーキに

おばあちゃんから受け継いだネックレスを頂いた。新しい家族の絆が生まれたのを感じてとても幸せだった。

ドイツを経由してほぼ臨月でブラジルに到着した8月。

家族皆で見守る中での出産をした9月。

それから季節があっという間にすぎて、もう12月。

異国での日々は毎日あっという間で、毎日いろんなことが起こって

毎日やることが沢山有って。てんやわんやのうちに

赤ちゃんもすっかり首がすわり、ぷくぷくと大きくなり。

いやぁいろんなことがあったなぁ。

なにより、今は異国で暮らしてる。新しい毎日が始まってる。

2013年は私の人生のターニングポイントだったんだろう。

 

そんな変化の年の今年のクリスマスも今までとは違う物になった。

真夏のクリスマス。ブラジルだもの,そりゃ全然ちがうよね。

アドベントカレンダーも今年はなかった。

そういう気分にならないんだもの。

気分は日本の5月が再びやってきたような感じ。

プールにはいって外で遊びたい!という気分。

それでも不思議と口ずさむのはクリスマスの歌。

そういえば、子供たちが幼稚園の時6月のヨハネの頃になぜか急に

子供たちがクリスマスの歌を歌うようになった。先生とその話を

していたら、丁度外的にはクリスマスの真逆である夏至の頃に内的には

クリスマスを体験するということがあるのですよ、と言われたのを思い出した。

そう。まさしくここで外は真夏、でも心の内側ではなにか特別な

光の体験をしていたのかもしれない。

子供たちはいよいよサンタが気になってきて、サンタはブラジルにも来るのか?と聞いてきた。

いままでずっとサンタさんがやって来てほしい物をくれていたのだけど

私は実は今年はサンタの役目を終わらせようと企んでいた。

ちょうどクリスマスはブラジルだし、子供たちもほぼ9歳をむかえそろそろメルヘンの世界から

人間界にやってきてもいい頃だし、家族との時間を大事にする習慣のあるドイツ人の主人の家で

やっていたクリスマスの過ごし方にかえるには丁度いいと思っていた。

サンタクロースもいいけれど、シュタイナー学校では12月6日にセントニコラウスがやってくる。

そのときに小さい贈り物をくれる。それがサンタクロースのはじまり。

今はそれで十分だと思った。

それにクリスマスの意味をおもちゃを買う為の日だけにしてしまうのはちょっと退屈だ。

そんなわけで、今年からはサンタはくるかわからないけど家族でプレゼント交換をすることにした。

と子供たちに告げた。

はじめは、「がび〜んサンタ来ないかも!」ってと衝撃を受けた子供たちも、

「まぁしょうがないよね。ブラジルに引っ越したの知らないかもね」となぜか納得(笑)

じゃどうするの?興味津々で聞いてきた。

その日から子供たちはせっせと手仕事を始めた。

家族一人一人にむけて自分でできることでプレゼントをする。

買ってもいいし、作ってもいい。子供たちはもちろん作ることを選んだ。

みんなひそひそと楽しげに何か作ってる。

「もうママのはできたからね!見ちゃダメだよ!」

「ユニオ(赤ちゃん)のはすっごいいいものにしたよ〜」

などなど。

秘密の仕事は面白い。

なんとか夜なべして仕上げる子。

綿密な計画のもとしっかり作り上げる子。

ただ楽しくて遊んでる子。いろいろ。

私たちは忙しい中子供に見つからないように買い物をして

プレゼントを用意した。手作りの物になれてる子供たちは

やっぱり買った物に憧れてる。

手作りはもう十分にしてきたから子供たちそれぞれに

良さそうな物を考えて買ってそろえた。

 

さてクリスマスの当日には昔から良く作ってる葡萄のよなちぎりパンを焼き、

主人の誕生日に毎年焼かれていたと言われるKringelという甘いパンを

焼いてクリスマスケーキにした。

一日中、まだ夜にならない?もういいよね?何時からやる?もう暗いんじゃない?と楽しみで待ちきれない子供たち。

 

いよいよ食事が終わると,一つの部屋に集まる。そこにはひとりひとりにテーブルがあって布がかけてある。

一人ずつ部屋に入ってそれぞれの名前の書いてある布の下に自分からの贈り物を入れて布をかぶせる。

静かな夕べ、最後の贈り物をテーブルにおいたら皆で

その部屋にロウソクをつけて入りクリスマスの歌を歌って、

待ちに待ったプレゼント交換をした。

まずは一番小さい子から順番に。

驚きと喜びの声があがる。

私たちからも手作りの物が来るとばかり思っていた

子供たちの喜びと驚きはひとしおだった。

そして、わたしたちにもプレゼントが来た。

親になるとプレゼントなんてもらえない,と思ってたから

私もすごく嬉しかった。

長女は学校の授業で作ったお玉をくれた。

何ヶ月もかけて木っ端から掘り出して作ったお玉。

もう一生の宝物だ。

 

欲しい物はサンタクロースからではなく、人間の手からやってくる。

一番近くにいる家族の手からやってくる。

クリスマスがもっと身近な愛からやってくる。

 

楽しいひとときがすぎて、子供たちは今、そのプレゼントで夏休みの

まっただ中を遊んでる。

まるでもう一度2013年の夏休みを体験してるような今年の年末。

日本を出発したあの夏を、今もう一度ブラジルで味わいなおしてる。

新しい場所で,新しい家族で。

 

こうして不思議と人生は続いてる。

変化をしながら時には場所を変え、言語を変え、

流れながら,移動しながら。

時に留まることもありながら。

ただ、今はこうしてみんなが元気でここで生きてることに

感謝せずにはいられない。

2013年という波を無事に乗り越えてこれたことに。

全ての人に,全てのことに感謝と共に。

良いお年を!!

 

ラテンの国の年末

気がつけば年末。

今日もラテンの国にていろんなことを体験しております。

ここでは日常がハプニング。

そんなわけでブログも最近は更新ができずにいましたの。

 

まずは我が家のコンドミニウに続く唯一の橋が壊れ、

直してもらう為のデモをして現地テレビ取材がやってきて

朝のニュースに出ちゃったし;)

見てこれ;)みんなで炎天下にデモですわ。

まぁお陰でまだ橋はなおってないけど取りあえず新しい

道をつくってくれた。

といっても、こんなのどかな道ですが。。

いきなり牧場を壊してほぼ二日ほどで完成したこの道。

やればできるじゃん!

でもやる気にならないと、とことんやらないブラジル。。

そのあとにはなぜか我が家のインターネットがつながらなくなり

実はもう1ヶ月も直しにきてくれてない!!

なぜに?!

でもね、インターネットのない生活ももう慣れちゃった;)

必要なときは今は大学で使ってる=)えへ。

そんでもって、車も月一の割合で壊れるんだよ!

そりゃこんな赤土のでこぼこ道を毎日走ってたら

サスペンションやらいろいろダメになるよね〜

車、がんばれ!とか応援しちゃう始末。

 

すごいよね〜これだけいろいろ起こってくれたらケセラセラで

暮らすしかないのですよ。

そう、それがラテンの国の暮らし方ですね。

 

ほら、今日も牛さんが道を歩いてる。

あぁ、いい天気だね、暑いよね。

のんびり行こうのんびり行こう。

ちっちゃいことは気にしない。

なんとかなるさ、明日はいい日になるだろう!

そんな風に暮らしてる。

そしてきっとほんとにそうなんだ。

 

年末の忙しさなんてここでは感じられない。

夏国で過ごす2013年のおわりです。

 

 

Bom natal

12月。師走と日本では言うけれどブラジルの12月はそんな雰囲気はない。

季節は真夏。いよいよ夏休みが始まって,暦の上では年末なのに

気分はすっかりバケーション。

仕事納めで忙しい日本とは違って、いよいよ始まった休みを

楽しもうと皆わくわくしている。

 

子供の学校ではそれぞれのクラスでクリスマス劇を披露してくれた。

 

シュタイナー学校ではクリスマスの時期を重要視しているからいろいろと特別な催しがあるのだ。

クリスマスは光の体験。冬に暗く静かになる外側の風景とは反対に心の内側にともる自分の光を感じる時期。私はそういう風に思ってきた。

けれどそのときに真夏を迎えるブラジルではどんな風にクリスマスを過ごすのだろう?そう思っていた。

そんな中シュタイナー学校では教師による生誕劇があった。

燃え盛る様な日中の暑さが和らぎ涼しい風の吹く校庭に三々五々人が集まる。

屋根しかないホールに集まって木に登る子供あり、地べたに座る子供あり。

そんな中舞台には冬の夜空がセッティングされ、劇がはじまった。

 

 

驚くことにそれは日本の学校でやっていたのと全く一緒だった。

歌も台詞も内容も全て同じでポルトガル語バージョン。

しかも長女の通っていた日本のシュタイナー学校の担任の先生がやっていたのと同じ配役をブラジルでの長女の担任の先生がやっていた。

不思議な偶然がうれしかった。

劇をみているうちに静かなあの気持ちがよみがえって来る。

暗く静まり返った日本の冬に心を込めて教師が送ってくれた生誕劇を

見ていたあの頃。

小さな子供たちと何度も繰り返して毎年体験したものはクリスマスという時を通して今でも心の真ん中にあかりを灯してくれているんだ。

すっかり真夏気分で日々の暮らしに追われている私の心にも

クリスマスの暖かさがやってきた。

 

閉ざされた空間で見る劇とは違って開かれた野外で見るブラジルの生誕劇。

劇の途中では小さな贈り物でクッキーが配られたり、子供たちは

わいわいと楽しそうに劇を見ている。そして劇の終わりにはやっぱり盛大な拍手とピューピューという口笛でブラボ〜!的な雰囲気はブラジルらしいなぁと思った。

 

光を待つ時クリスマス。

日本では内側にあった光を、ここでは外側に感じる。

Surprise in Brazil!

日本の裏側ブラジル。

さすがにいろいろとびっくりなことがありますね。

今日はそんな面白い?サプライズをいくつかご紹介。

 

まずは、

先日日本に書類を送るので郵便局(Correios)にいったときのこと。

封筒をいくつか出して送ってもらおうとしたら受付のおばちゃんが

「で、この書類は無くなってもいいもの?そうではないもの?」と

「!!」

なんですと?!

無くなって言い訳ないじゃん!と思わず突っ込みたくなりましたが

平気な顔で

「無くなってほしくなかったらレジスタ−しといた方がいいよ。」って

さらっと返答。

基本的に無くなっていいもんなんか郵便局に持ってこないじゃんって

思いながら

「じゃ、レジスターしてください。」とお願いしたのでありました。

さすがブラジル。意外な質問にびっくり。

 

そしてある日は用事があってカンピーナスの街までいきました。

ふとみると、工事中のビルが。

おや、上の方で人が窓枠を削ってるなぁ。とみていると。

見てくださいな!

あんなビルの上の方でコンクリートの窓枠を削ってるわけですよ。

それでもってその削ったコンクリートの固まりを

まるで学校の教室にある机から消しゴムのかすを捨てるかの

ようにささっと払って下に落としてるんですわ!

「お〜い、下の人大丈夫ですか〜?」と

思わずつっこみたくなりました。

だって8階くらいの高さからだよ〜いいの?そんなのあり?

ブラジル恐るべし!

 

そして、その日の行き道にもそういえばおもしろい物が。

車が信号で止まってると前の車が「おや?」

よく見てくださいな。

テールランプ。

おや?おやおや?

右側ちょっと変じゃない?っておもったら

なんと壊れて割れちゃってるから赤いセロファンを自分で

張っちゃてるし〜

しかも、そのセロファン

どっかのお店のラッピングの袋を破って作ったみたいで

うっすら文字が透けて見えてるし〜

Soooo cool…!

これがブラジリアンスタイルさ。壊れたら自分で直すのさ。

テールランプは色付きセロファンがおしゃれなのさ〜って

よし。

今度我が家も車のテールランプ壊れたらトランスパレントスターを

貼ろう。きっとライトアップされてきれいだろう。。(笑)

と子供たちと話していました(笑)

 

驚きは街の中ばかりではありませんよ。

道を歩けば色んな植物がいっぱいで

見たこともないきれいな花を咲かせる大きな樹なんか

冬なのにびっくりするくらい鮮やかな色の花でとてもきれいだし。

マンゴーがざらんざらんなってる街路樹など

私は「うわ〜取り放題!」と思うけどこっちの人にしてみれば

日本の柿の木感覚で珍しくもないし〜別にとらないし〜というかんじ。

そこら中にドリアンの木も生えててざらんざらんですし。

栗拾いならぬドリアン拾いですよ(笑)

先日は主人の通う大学で散歩をしていたらこんな木を発見!

見て〜このとげとげ!

どうしてこんなとげが?しかも色んな植物が寄生してるんだから。

もうスーパーサイヤ人?

何この植物?ってしばし呆然として眺めていました。

まるで恐竜や怪獣みたいでしょ。とげだよ、とげ!

もう植物を越えて動物だ〜ッて思いました。

ブラジル植物恐るべし!!さすがジャングルの国。アマゾンの国!

植物界もサプライズだらけなのであります。

ちなみにこの大学、公園が中にあるのですがそこの道路に

「カピバラ注意」と書いてある。なんか可愛い=)

野生のカピバラさんがいるのであります。まだ遭遇してないのが

残念ですが。

 

そして極めつけは。。

今朝の我が家にて。。

いるとは聞いてました。聞いてましたけど本当にいるとは。。

世界一の猛毒蜘蛛が!家の中に!!

今朝台所にいると、書斎から主人の呼ぶ声が

「なんか殺さなくちゃいけないクモかもしれないから来て」と。

「どういう意味かしら?。。まさか毒蜘蛛?。。」

「うん。多分ね。」とさらっと返答。まじっすか!

急いでパソコンで調べるとやはりこいつは!!

この毒蜘蛛まさかうちにいるとは。。

しかも世界一の猛毒だぜ〜

何度見てもそのクモで,よくよく調べるとこの毒蜘蛛

なぜか私たちの住むカンピーナスにいるらしく

死者は今まででだいたい10人くらいだけどすごい毒で

被害が起こる場所は家の中だそうで。

季節は3月4月と9月10月に被害がでるんだって。

条件ばっちりじゃん。。!!

もうそんな訳で今朝は子供を集めて緊急会議ですよ。

「こんな色のこんな形のクモが家にいたら絶対触っちゃダメだよ!

大人を呼ぶんだよ!」などなど。

いろいろ私たちの知らない世界がここでは存在するのです。

動物界も恐るべし!

 

きっとまだまだサプライズは続くでしょう。

どんなことが待ってるのか。

異文化を知ることはなかなか面白く、そして驚きにあふれているのでした。

 

 

 

 

 

一日

とある日曜日、今はこんな風に過ごしてる。

 

サマータイムが始まったブラジル。

最近は暑くなってきたから朝からお味噌汁を

飲むことは殆どなくなった。

その代わりにマンゴーとジンジャーとミントで作った

酵素ジュースにライムをしぼって朝ご飯にだしてる。

それと専らミューズリー。ミューズリーを食べられない長女は

残御飯を暖めて食べるのが朝食。

ふふ,めちゃくちゃ手抜きです;)

 

最近はまってる酵素ジュース作り。

今は初夏になりつつあるブラジルで実り始めた色んな果物を

どんどんジュースにしてる。

双子君が学校にあるジャボチカバの実を沢山とってきたふたから

それも酵素ジュースに。

ジャボチカバは葡萄のようなみかけだけど、皮は固くてたべれるけど

普通はたべないらしい。中に種があって、みんなは種も皮も出して汁だけすって

食べてるみたい。ちょっと癖のある味だけど野性的な元気な味がする

ブラジルならではのフルーツで私は好き。

またブラジルならでは、マラクジャ(パッションフルーツ)とパイナップルの

酵素ジュースも作ってる。

左ジャボチカバ、右がマラクジャ&パイン,そして真ん中が

マンゴーとオレンジ、ジンジャーの酵素ジュースの残りかすで

酵母液を作ってるところ。

酵素ジュースって作って残ったかすを瓶にいれて水をたして発酵させれば

パンを焼く酵母液になるんだよね〜なんてお得な!

この酵母液で先日はピザを作ったよ〜

しかもね!

酵素ジュースの残りかす、これだけじゃないのよ。

マンゴーのジュースをとったあとのマンゴーはシロップ漬けの

マンゴーになってるから良く乾かしてドライマンゴーにすると

おやつにもなるんだぁ〜いぇ〜い!

よくフェアトレードでうってる砂糖漬けのドライマンゴー。

あんなかんじの仕上がりになります。

そんなわけでただいま天日干し中。

日本だとちょっと甘過ぎるように感じるかもしれないし

砂糖はちょっと,って思ってたけど,ここブラジルでは

質の良い砂糖ってとても身土不二だなぁと思うのです。

所変われば品変わる。

ここでのいいバランスを見つけるのも楽しい。

ここでのマクロビオティックはどんなスタイルかなってね。

 

マンゴーを干す傍らでは山のような洗濯物。

あかちゃんのおむつに6人分の洗濯。

そんな時にはお手伝い小人の出番です!

お願いお願いほしといて〜ってどんどん洗濯機まわしますよ。

気持ちがいいくらい山盛りの洗濯。

翻る洗濯物を見るのは圧巻。あぁ大家族だなぁとつくづく

思うちょっと幸せな気持ちにもなるのです。

まぁ、毎日たいへんだけどね。

小人さん達が働いてる間にお母さんはおやつ作りです。

ブラジルに来て好きになったのがグアバジャム。

基本的にジャムはあまりおいしくない国ですがやっぱりその国の

フルーツのはおいしい。

どこでも朝食にグアバジャムがでてくるんです。

グアバのいい薫りがたまらない〜癖になります。

そのジャムをはさんでつくったジャムクッキー

ただいま我が家で流行中。

子供の おやつと言えば今はこのクッキーをストックしたり、土曜日に大量のポップコーンを

作っておいたり。

ドライフルーツのアプリコットやレーズンにミューズリーをたべてます。

あとはフルーツもよく食べる。中でもバナナは最高!

時々日本から持ってきた寒天をつくったりもしますが寒天はまだブラジルで

かえるかわからないのでセーブして大事に使ってる。

あとはブラジルといえばアサイー。アサイーのスムージ−なんかも

時々アイスクリーム代わりに作っておやつにしてる。

バナナはもうバナナの常識を覆すほどおいしくて、バナナ嫌いの次女も

おいしいね!ってたべるほど。

日本でもオーガニックのバナナを買ってお菓子にしたり食べたりしてたけど

比べ物にならないくらい。

ここのバナナは青いうちにかっておいて家で黄色くなってから食べてる。

やっぱりその土地でとれる物はエネルギーがあって本当に

体がおいしい!って喜ぶのがわかる。

身土不二とはよくいうけれど、本当にその土地にある物を食べるって

すばらしいことだぁって改めて思いました。

いろいろと私の中の当たり前,常識を覆してくれるここでの食事。

そうこうしてる間に一日は終わっていきます。

本当にあっという間。

洗濯物が乾く頃には夕飯の支度をして、犬に餌をあげて。

洗濯物を子供がたたんで、宿題をして、一日の話をして。

こんなことしてふざけて

今日もこうして一日が過ぎていくのです。