Food

うどん

昼ご飯にうどんを打つ。

夜御飯に麺を仕込む。

ブラジルに来てから私の台所仕事に麺作りが加わった。

はじめはなんかめんどくさそうな気がしたのだけど

中華麺の作り方を見ていたら,中国では小麦粉でいろんな

物を作る事を知った。

そういえば当たり前ではあるけれど

肉まんなどの蒸し物や、餃子、そしてラーメンに和え麺など

全て小麦粉一つから作られている。

そんな家庭料理の在り方をみているうちに、麺というハードルが

グンと下がった気がしたのだ。

日本人が毎食お米を炊くように、中国では毎食麺を作る、粉をこねる。

なんだ、私たちと一緒じゃないか。

自分の習慣は簡単そうに思えるのに、やったことのない

人の習慣は難しそうにみえるものだ。

けれど一度それが板についてしまえば習慣となり当たり前になる。

その一歩を踏み出すが留まるか,それだけの違いだ。

 

まぁそうはいっても、毎食はできないし、お米の方がはるかに

体になじんでいるけれど

「あ、今日はうどんつくろっかな。」という言葉が気軽にでてくるように

なるのは嬉しい。

しかもうどんってやつは、繊細じゃないからありがたい。

粉をわしわしこねて、寝かせてまた伸ばす。

切るのだってなんとなく同じになればいい。

蕎麦のように麺が均一でなくてもおいしくできるからありがたい。

私たち夫婦は二人とも麺をうつのだが、

私は断然うどん、麺派だ。

そして主人は断然蕎麦派。

性格の違う夫婦って言うのはこういうところでも役に立つ。

というわけで最近は専ら私が麺担当となりわしわし

粉を捏ねておる訳です。

 

またそんな新しい習慣の背中を押してくれたのはブラジルの食事情も

あるだろう。

私の住んでいる街ではそんなに日本の食品を買えないし、

乾麺はあっても生麺、中華麺、ましてやうどんなど

売っていない。

はじめはなんて不便な街なんだ!とがっかりした物だったが

そういうときこそ発想の転換。

なんとかある物で作ればいいじゃんってことになる。

追いつめられれば結局人は何でも出来るんだろう。

昔の人がよくクリエイティブでいられたのは物がなかったからだ

なんて聞くけれど,それは本当だなと最近よく思う。

ハングリーであるということは自分を随分飛躍させてくれるものだ。

実際、本来怠け者のわたしもこのハングリー、不便という状況の

お陰で随分いろんなことができるようになった。

 

ともあれ、こうして麺を自分で作るのが楽しくなってきたのも

この不便の賜物。

ありがたきブラジル不便ライフ。

しかもコシのあるしっかりしたできたての麺を食べられるこの

幸せ。自分の手で作ったという達成感。

ビバ不便。ビバ小麦粉。

ちまたではグルテンフリーなんてことが流行っているし

アンチエイジングには粉物が大敵だって事,百も承知だけど

自家製麺にはそれをしのぐ魅力があるのだ。

 

こうして今日の昼もうどんをこしらえた。

ただのザルうどんなのにみんなどんどん食べる。

4人前で600gのうどんを作ったのだけど予想より無くなるのが早い。

何故かと思ったら、赤ん坊と思っていた一番下の坊やも

エンドレスでうどんをほうばっていたのだった。

もう彼も一人前に勘定しなくてならないのだろう。

これから一体一度にどれくらいうどんをうったらいいのだろう?

途方に暮れるような気持ちと何処か懐奥深く満たされるような

嬉しさとともに今日の昼ご飯は過ぎていった。

 

日曜日の風景

日曜日の朝、毎週恒例のオーガニックマーケットに買い出しに

出かけるため、まだ寝ていたい自分に喝をいれて布団からでる。

ブラジルは初冬。

こんな時コーヒーの香りに包まれながら自分のバッテリーが

起き上がるのを待てればなんとなく格好つくのだろうな、と

思いながらコーヒーが飲めない私はカーテン越しに犬達が餌を待っている

気配を感じつつを既に朝焼けの終わった空を渋い顔で見つめる。

子供たちが一人またひとりと起きて来る。

寝起きで既にテンションの高い子、朝ご飯の気になる子、

取りあえずハンモックに座って昨日と今日の境界線を越えたという

ことを納得しようとするように佇む子。やっぱりまだ起きてこない子。

気配と気配が合わさりながら一日が始まる。

どんよりと眠そうな空の日曜の朝。

けれどブラジルの天気は朝にどんよりと曇っていても、気がつくと

あっという間に機嫌がよくなり見事な晴れ間をみせてくれる事も多い。

今日はどうだろう?と天気の心配をしていながらも、結局どっちにしたって

洗濯機をまわさない訳にはいかないのだということに気がついて

急いで山のような洗濯物を洗濯機に放り込む。

「ウ〜ン」と言いながら洗濯機も動き出す。

洗濯機でさえ日曜の朝は億劫そうに働くものなのだ。

 

そうこうしてるうちに眠気も覚めて買い物の支度をする。

さて、そろそろ行こうか。

 

平日と違ってすいている高速を走るのは気持ちいい。

わたしもここで運転が出来ればいいのになぁとふと思う。

「早く免許を申請しないといけないんだよなぁ」と頭によぎり

急に休日気分は興ざめする。

よりによって日曜日にブラジルの役所仕事なんて世界で一番

めんどくさい事の三本指に入りそうなことを思い出したくない。

気分を取り直しゆっくりと景色を見ながら重たそうに沢山の実をぶらさげる

アボカドの木を見つけては誰が収穫するのか、それとも収穫しないのか、と

言った私にはおよそ関係のないことに思いを巡らしてみる。

いつもと同じ道を走りながら運転をする主人となんと言う事もない会話をしつつ

気分は再びいつもの日曜日に戻って来る。

走行しながら20分ほど走ってるとマーケットのやっている公園に到着する。

野生のカピバラがそこここで見られるこの公園

「日曜日、オーガニックとカピバラと」

なんだか一句詠めそうな牧歌的な雰囲気である。

 

やや出遅れたのか既にマーケットはにぎわっている。

小さい規模で数件しかないマーケットだけどここでは

大根に里芋、小松菜、かぼちゃにしめじにらなど

日本の野菜をオーガニックで買う事ができる。

 

ちらほらと聞こえて来る日本語と日本人客とちょっと

ブラジルの発音になってる「caqui(柿)」やそのままの「小松菜」

の名前に微笑ましさを覚えつつ、やや郷愁にひたる。

「小松菜はどうやってたべますか?」と聞いているブラジル人の奥様を

横目に「あ〜小松菜ね。知らないんだぁ〜」と心の中でかすかな

優越感を抱いたりもする。

ブラジルという海流と日本という海流が私の心の中で潮目のように

合流するこのマーケットのカオス。

 

ほぼ一週間分の野菜と果物に加え、

前回作ったキムチのおいしさに味をしめ、白菜を4個も買い

これまた前回あっという間になくなってしまったタイカレーペーストを

作るべくレモングラスにコリアンダーにと買い占め

気持ちがいいほど大量の野菜を手に家路に着く。

 

一日3食の食事を6人分,離乳食、おやつも時々作って

台所は休む暇を知らない。

意気込んで買い占めた野菜たちを四苦八苦しながら冷蔵庫に

しまい、よせばいいのに今日もその上三度の食事以上に料理を

しようとする自分にあきれるのだった。

 

昼ご飯前の微妙な時間、今日は機嫌を取り直さなかったのか

外は雨が降り出している。

買い物から帰ってきた騒々しさも、天気の悪い日に閉じこもる

子供たちのやかましさも、雨が全てを吸い込んでにわかに静けさと

落ち着きが訪れる。

そのタイミングを計ってか否か、それとなく主人が「やろうか。」

と言って本日の夫婦共同作業タイカレーペースト作りが始まった。

 

ひたすらににんにくの皮をむくわたし。スパイスを計量する主人。

ライムの皮。こぼれたクミンシード。しょうがの香り。

薬剤師のように黙々と作業は進む。

部屋中にアジアの香りが広がる。

にんにくの香り、ターメリックの黄色、ブレンダーは回る。

しとしとと寒空に降り注ぐ冬の雨のブラジルに

東南アジアの暑く湿った人懐っこい風が吹く。

真夏の太陽をつれてくるような香りが全てを吹き飛ばす。

これだから料理はやめられない。

 

一言も言葉らしい言葉は交わさないが阿吽の呼吸が心地よい。

カレーペーストの工程を共有しているだけなのに

こんなに夫婦関係が穏やかで刺激的で親密に感じられるのは

なぜだろう。

時折目を合わせてはその進み具合に、できばえに「うん」と

うなずき合う様はどこか神事のような趣もある。

それぞれに進む一つの作業、一つの工程が二人の手によって

なされ、時々確認され、あるときは一つの鍋で,あるときは

一つのボールに、あるときは瓶に詰められ出来上がる。

この工程は何かに似ているような。

こうして今日も大きな瓶にビッチリ詰まったペーストができ

あがる。私たちの達成感はクライマックスに至る。

 

アジアの香りを漂わせ、カオスと化した台所。

シンクの辺りに散らかったにんにくの皮に、ターメリックの黄色が

しみついたヘラ、心の穏やかさとは別に戦のあとのような有様を眺める。

どこか自分を見るようで親近感がわく。

気がつけば昼をまわり、おなかをすかせた子供たちが

朝の残りの蒸したジャガイモをほおばりながら

ポルトガル語でふざけあう。

半年前には見られなかった光景なのに

もうすっかり前からここにあったような気がするのは

このしっとりと全てをなじませる雨のせいなのか。

 

瓶をパントリーにしまって、カオスを片付けてしまうと

台所はいつもの顔をみせる。

床に転がる4個の白菜に今日は出番は回ってこないようだ。

ふたたびアジアの残香漂う台所に立つ。

さて急いで昼ご飯を用意しよう。

落ち着きと、騒々しさと達成感と刺激的な香りを振りまく

日曜日はこうして過ぎていく。

 

おやつ

ブラジル人はチョコレートが大好き。

とにかくおやつはチョコレート。

子供たちの通っているシュタイナー学校も例外でなく

毎週学校で開かれるのオーガニックマーケットに行けば

親御さんの手作りチョコレートケーキ販売に長蛇の列。

まだ2歳くらいのよちよち坊やが片手にでっかい

チョコレートケーキをもってかじりながら学校の中を歩いている

光景などはじめは驚いたものですが今ではもうすっかり

慣れてしまいました。

日本人の私たちがNo life No rice(米なしの人生なんてあり得ない)

ならば,ブラジル人はNo chocolate no lifeといったところでしょうか。

とはいえ、そんな光景をみて

「うちの子なら、2歳で絶対片手にチョコケーキはあり得ないよね!

ユニオには片手におむすびもって歩かせよう=)」と子供たちと

話しておりますが。

 

けれどそうはいっても周りがこれだけチョコレートを食べれば

子供たちも欲しくなります。

そしてここでは不思議なものでチョコレートがすごく食べたくもなるのです。

コーヒーも名産地なので飲めないくせにコーヒーも

飲んでみよっかなんて気にさせるのがブラジルです。

そして普段お酒を飲まない私でも、

「カイピリーニャ飲みたいなぁ〜」なんて淡い憧れを抱かせ

授乳中である事を思い出し、「がび〜ん」と思わせるのがブラジルの

雰囲気のマジックです。

そう。

この国では快楽、喜び、楽しみということを満喫するために

みんな生きているという感じがするのです。

頑張る、我慢する、努力する、禁欲的という日本人的な発想は

この国には似合いません。

そして、コーヒーのかぐわしさ、チョコレートの魅惑のテイスト

すばらしいトロピカルフルーツのカクテルなどはそれを体現してる

この世界からのギフトのようです。

だからこの味を知る事は人生の喜びという風に思えます。

けれどその甘い喜びは刹那で強力。それ故に反転して毒にもなる。

どんな物にも裏と表がある。

美しい花に毒があるように、甘い魅力には罠があるように

このすばらしい地球の贈り物にもそういう世界の逆説が

含まれているのも事実。

こうやっていろんな美味しいを体験するのも人生をうんと

広げてくれるなぁと思う今日この頃なのです。

 

そんなわけで魅惑のチョコレート大国ブラジル。

私たちも時々楽しんでおります。

こどもたちにとってはちょっとしたチョコ解禁。

これは我が家のレボリューションといってよいでしょう。

そう、ここでは食卓の上でも様々な革命が日々起こっておるのです。

けれど残念なのはこれだけチョコが好きな国なのに

美味しいチョコレートが売っていないこと。

せっかくのチョコ解禁にこれはかなり残念。

原材料をみると訳の分からない添加物が一杯で本当に参ります。

たしか原材料のカカオもここでとれるはずなのになぜ?と

思ったら、どうやらこの暑い気候と未発達の技術のせいで

添加物をいれないと遠くまで運べないとかそんなわけがあるそうで。

なんなら自分で作ろうかとも思うのですが、ローフードのチョコを

作ろうとするにはまた他の材料が足らず。

なかなか思うようなチョコライフは送れないのが現状。

う〜ん惜しい!

 

ともあれチョコに魅せられている我が子達ではありますが

秋深まるブラジルでは乙女はやっぱり

芋、栗、ナンキン、トウモロコシなど

甘い野菜が欲しくなるのですよね〜

子供の頃からよく食べてる味ってのは

体にしみ込んでいるせいか、チョコ大国でもそこはかわりません。

こっちでは日本のようにトウモロコシは甘くなく

初めて食べたときは「これは動物の餌じゃないのか?」と

思ったのですが何度も食べるうちに古来種のとうきびのような

素朴なうまみさえ感じられるようになり、日本の極甘のトウモロコシの味など

忘れ今ではブラジル産トウモロコシをがしがし食べる子供たち。

 

そして生まれて初めて食べるピニャンウというブラジルのナッツ。

松の実の種の大きいものでもちっとしていて、ナッツというより

銀杏みたいな食感。ほんのり甘い穀物のような感じがまた

たまらなく美味しくて恋しかった栗をしのいでただ今我が家の人気

ナンバー1に。

こういう土地のおいしい物との出会いも嬉しいものです。

お肉に添えたり、ケーキにいれたり、はたまた栗ごはんのように

混ぜて炊いたりと色んなレシピがあるようですが子供たちは圧力鍋で

茹でただけのピニャンウが好き。

茹でたてのあつあつを皮をむきむき散らかしながら

食べる昼下がりのブラジルってのも乙なものです。

 

強烈な魅惑の味を振りまくチョコレートに

噛むほどに味わい深い素朴な魅力を醸し出すピニャンウ。

いろんな美味しいを味わいながら子供たちは世界を広げる。

おやつからみたブラジルも様々な魅力でいっぱいのようです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

料理

毎日毎日料理する。

朝昼晩と、時々さぼって時々全力で

のんびり気長に繰り返す。

国が変わっても食べる物が変わっても

作る物が変わっても

誰かの為に自分のために料理する。

 

例えばブラジルで近所の人に頼まれてお寿司を作ったり

あるときはラザニアの残りで自家製パスタを作る。

目指すは無駄なく最後まで美味しく,食べる,作る,食べるの

繰り返し。

けれど干したパスタは朝には半分くらい乾きすぎて落ちていた。

無駄をしない為の苦労が無駄を呼ぶこともまた日常。

だけどドンマイドンマイ。

 

毎日の仕事は簡単そうで大変で

台所で疲れて,台所でまた元気になるのも

本当のこと。

ドイツから両親が遊びに来てくれて大家族になったとなれば

大勢人が集まった時に作ることが多いという

streuselkuchenが我が家の新しいレシピに加わったり。

新しい出会い、発見の日々。

そうかと思えば、ブラジルでは今が旬のハイビスカスで

漬け物を作る。

懐かしさと冒険と。

味は柴漬け。見かけはラテン。

ジャパニーズブラジリアンはまるで我が子のような。

こうして

日本人の私の手によってドイツ人の主人の文化と

ブラジルの食材と環境で

インターナショナルな食卓が繰り広げられる。

それでもいただきますとごちそうさまの習慣は変わらない。

箸の文化、フォークの文化

醤油と、スパイスと

色々あわさって彩りはますます豊かになる。

我が家の新しい文化が生まれる。

「変わる」は「育つ」の印。

育てば変わる。

 

こうして今も食卓は自在に変化し続ける

時々進んで時々休んで時々走りながら。

諸行無常もまたここに在り。

されど変わらず在るものを大切にして。

離乳食ふたたび。

6ヶ月になる我が家の坊やのブラジルでの離乳食が

いよいよ始まりました。

久々の赤ちゃんでどうやって離乳食を始めたかすっかり

忘れてしまっていたのですが何となく勘をたよりに

坊やの様子を感じながら進めております。

というわけで、日本ではえ?!と思うような物も

試しつつ新しい発見をしつつ頑張っておりまする。

 

例えば、庭に生えていた熟れたてのパパイヤがあまりに

美味しそうだったので一掬いスプーンですくって食べさて

みました。なかなかやぶさかではないご様子。

離乳食初期の赤ん坊にそんな陰性な!と

マクロビオティックでは叱られそうですが;)でも

ここはブラジル。

なんかよさそう〜って思う気持ちのいい物も食べさせてみたり

しています。

実際こちらでは一ヶ月違いの赤ちゃんが近くにいるのですが

離乳食はパパイヤ、洋梨、バナナなどフルーツを食べていると

言っていました。基本穀物、の日本とは随分違いますね。

郷に入っては郷に従え、ということで坊やにも生の果物も

食べさせています。

でも観察してみて思ったのは基本は

加熱した果物のほうが気持ち良さそうということでした。

リンゴのすり卸しを飲ませたときとリンゴの蒸し煮をマッシュして

食べさせるのとでは蒸し煮の方が赤ちゃんがリラックスして

食べています。口あたりが柔らかいというかんじでしょうか、

生のよさ、加熱のよさ、穫れたてのプラーナ,色んな食感との

出会いをバランスよく味わい体験してもらえるような

離乳食の進め方をしたいなぁって思ってます。

赤ちゃんにとって離乳食は栄養を摂る以上に

新しい世界との出会いの始まりなんだなぁ

とあらためて感じる5人目の離乳食。感慨深いですな。

 

そうはいっても日々のこと,準備や片付けも

うまくこなしたいところ。

そんな訳で最近の離乳食はこんな感じに

ぶつきのお米を水分少なめのおかゆにしてストック

その他カボチャと人参の蒸し煮をマッシュしてストック

リンゴの蒸し煮をストック

容器はWECKのガラス容器が冷蔵庫に納まりも良く

美しく収納出来て便利。

そしてこのステンレス計量小鍋がその都度おかゆを暖めるのに大変重宝。

でも欲を言えば、土鍋の小さいのがあるといいかなぁとか

思ってます。琺瑯でもいいかもなぁ、とかも。。

それに最近はブロッコリーを小さく房分けしたものを

茹でたのをストック。これは最近下の歯が生え始めた

坊やのお気に入り。歯固めに茎をがしがし

かじっています。花の部分は食べてるし。なかなかよいです。

人参、カボチャをスティック状にしたものもよいです。

手で持てるものと、食べさせるものと2種類用意しておくと

便利です。

 

我が家では、皆の御飯の時間に坊やも同じ食卓に座らせて

「いただきます。」をします。ここはやっぱり日本人として

外せませんな。(もちろん,ごちそうさまもしますよ=)

それから手で持てるブロッコリーや人参を目の前において

(お皿で遊んじゃうので今はまだお皿は使ってません)

まずは自分で掴んで食べる。

というか。。食材と戯れていただきます=)

噛んだり,なめたり,がしがししたり、まだうまく

使えない手先を練習するように掴んでは落としたり

どうにか口に入れようとしたり、そうして楽しく格闘

している間におかゆを小鍋で暖めます。

固め水分少なめに仕上げたおかゆは水を足してのばすことで

好みの加減にできるので便利。

特に朝食時は水分を多めにして重湯のような食感にして、

リンゴのすりおろしを加えたりします。

夕飯や昼などたっぷり食べそうだな,と思ったときは

足す水を少なめにしてもったりとした食感にし、

カボチャ等加えてたっぷりと。

野菜をマッシュするにはやっぱりこれ、すり鉢とすりこぎ。

そして、陶器でできたおろし金。

金物よりやっぱり穏やかな感じがする調理器。

繊細な雰囲気の違いは

赤ちゃんにはより大きく感じられるんだろうなぁ。

最近はそれでゆでトウモロコシをおろしておかゆに

加えたりしています。

それにあとはみそ汁の里芋をわけたり、小松菜を

しゃぶらせたり、そうやってなんとなく

皆と一緒の食卓で生まれて初めての

「食べる」を体験する毎日なのです。

 

みんなより早く食べ終わった坊やには

最後にまたまたたっぷり食材とお戯れを。

困らない程度に、ぐちゃぐちゃとやりたいように

触りたいように。

見てるこちらも楽しくなるほど熱心にたわむれる

赤ちゃんの食事。

あぁ、世界と出会ってるねぇ。

不思議な物がいっぱいだよねぇ。。

赤ちゃんを見ながら私までなんだか冒険し

発見するような気分になる。

 

味を通して感覚が

お母さんのもとから初めて開かれていく。

土と水とお日様と全てのものに出会っていく。

それを自分で掴み味わっていく。

食卓の上から赤ちゃんの人生の第一歩が始まる。

離乳食ってすごいんだなぁ。

 

とはいえ。

毎日3食ぐちゃぐちゃのてんてこまいで

こんなことよく4人もやってきたもんだなぁと

自分を褒めたくなるような気持ちもしたりして。

いつか坊やが箸をつかって、お茶碗をもって

立派に食事ができる日がくるのも楽しみなのであります。

 

 

 

 

節分と新学期

今日からブラジルでは新学期。

夏休み中怠けて朝はお寝坊ばかりだった私は

ドキドキしすぎて目覚ましが鳴ったと錯覚し

一時間も早く起きて台所に立っていた。

しかも気がついたのは30分後。

台所の時計を見ると?まだ4時30分だよ?

あれれ?5時頃起きたはずだけど。。

あわててインターネットを繋いでブラジルのサマータイムを

調べたけれどやはり、まだタイムチェンジはしていない。。

あはは。やったね一時間得しちゃった。

ついでにインターネットをのぞくとおや!

今日は節分ではありませぬか!

ブラジルにきてからすっかり季節感や時間の感覚が

おかしくなっていて、しかも夏休み中ずっと

今日が何曜日かを考えずに暮らしていたもので

なんだかぴんとこないけど、節分は節分だもん。

 

節分と言えば豆まきに、恵方巻きじゃ!とおもいたち

長女の弁当は急遽のり巻きに。

そして朝ご飯も、御飯とみそ汁、ぬか漬け、を変更いたしまして

本日は恵方巻きとなりました。

 

中身は急だったので、卵焼き、ぬか漬けの大根、人参、きゅうり、

紫蘇の醤油漬け、いりごま、ゆかりふりかけの七種。

なんとか入れてみました。

ちなみに、先日長女の誕生日で作ったフルーツポンチ。

とっても好評だったので今朝も特別に作っておきました。

中身は、メロン、パイナップル、パッションフルーツ、リンゴ、

グアバ、スモモ、オレンジなどなどフルーツ豊富なブラジルならでは

たっぷりと入れて、できたてのパッションフルーツの酵素ジュースと

絞り立てのオレンジジュースを混ぜてマリネしておいて

それに炭酸水を入れたもの。今朝は炭酸水はいれなかったけど

酵素ジュースでマリネしたフルーツはとてもおいしく。

日本の夏にも活用出来そうなおやつだなぁと。

ブラジルの節分ではお澄まし飲むかわりに

フルーツポンチ酵素ジュースです。

 

 

私の心境とは打って変わって新学期の興奮から早起きしてきた

子供たち。

まだ暗い台所で、朝一番に家にあかりをつけるように

毎日家族みんなに元気を送り込むのはお母さんの仕事だけど

時々それがとても大変な大仕事に思えて苦しい日もある。

でもこうやって今日という日が楽しみでしょうがない

子供たちがいてくれることで私は随分と救われている気がする。

「今日は寝れなかったよ〜」という双子君。

いえいえ、ぐっすり寝てました。

でも気分は寝れなかったらしい。

ほんとに子供が元気なのは一番ありがたいことです。

 

一緒に外に出てみるとなんとすばらしい朝焼け。

「お〜い、みんなみんな、すごいきれいだよ!見てみて!」

家族皆できれいな朝焼けをみて、なんだかとてもいい一日になりそうだ。

ついでに今日は節分で,恵方巻きもあるんだよ!

「恵方巻き!あの食べ終わるまでしゃべっちゃいけないやつね!」

長女は幼稚園で出会ったこの行事が今でもしっかり心に焼き付いている。

毎年無言で太い恵方巻きにかぶりつく。

恵方まで調べる。

でも必ず誰かがぽろっと「あ、おいし。」とか言っちゃう=)

それでも何でも今年も無言で食べました。

恵方も調べましたよ。東北東。ってどっちなの?

ブラジルでも東北東でいいの?様々な物議をかもしながらも

とにかくどっかみんなで同じ方向をむいてかぶりつこう!って

ことになりまして、それじゃせっかくだから、今日は外でたべよう!って

ことになりまして、朝焼け見ながらまるかぶり寿司をたべました。

「今年は絶対しゃべらないようにね!」

「じゃ、のり巻き配るよ。」

と張り切る長女。ここまではよかったのですが

のり巻きをもらった側からついついかぶりついてしまった子供が

おりまして。

お姉ちゃん激怒=)

「ちょっと!なんでみんな来るまでまたないのよ!」

そんな一悶着ありつつも、おいしく頂きました。

やっぱりいいですね、季節の行事って。

 

そんなこんなで気持ちよく朝食をとっていたのも束の間

気がつけばもうこんな時間!

さぁさぁ車に乗り込んで。

久しぶりに子供たち全員を詰め込んだ我が家のぼろぼろセダン。

土ぼこりをかぶって見えなくなってるフロントに水をかけて

ワイパーでこすったら余計見えなくなった我が家の愛すべき車。

5人乗りのところ、ぎゅうぎゅうに乗って

この外観,どう見てもローカルブラジル人の家庭です。

がんばれぽんこつ車!

 

そして久しぶりの通学路にもお楽しみが一杯。

近所の赤土の道を走っているとその辺に住んでるおっさんが

道の両脇に広がる果てしない牧草の中の道無き道をひとりで

ずんずん進んでいく。まるで樹海に入り込む旅人のように

どこからともなくやってきて,何処かへ消えていく謎のおじさん。

「あのひと、どこに行くのかなぁ。」

「草ぼうぼうなのに迷わないのかなぁ。」

みんなで謎を抱えたまま暫く走ると、

今度はやたら車に絡んで来る番犬を飼う家の前を通過。

やはり今日も車に向かって突進。

「そんなに近づくとほんとにひかれるよ〜」と心配。

あぁ、いつものこの風景。

そしてまた暫くいくと、同じく絡んで来る番犬に子供が

生まれたらしく、ちっちゃいわんちゃんが今まさに

番犬トレーニング中の様子に一同感激。

「かわいいね〜、あの犬もまた車追いかけるようになるんだねぇ〜」

いいやらわるいやら。。

ともあれブラジルの番犬はとても優秀なのである。

そうこうしてると、もうそろそろいい時間。

ちょっと急ごうか,と思っていると

でた〜!

牛の大群。

「す〜み〜ま〜せ〜ん〜、私たち急いでま〜す!」

といいたいところだが、まぁしょうがない。

そう。この国ではいちいちハラハラドキドキしててはつまらない。

「あぁそうですか。じゃ、まってま〜す」

ケセラセラの精神がとても大切なのだ。

車で学校に行くだけて毎日がアドベンチャーなブラジル。

気分的にはドラゴンクエストの「敵が現れた!」の雰囲気で

犬やら牛やらが車の前に立ちはだかる。

恐るべし通学路!

でもちょっと楽しい。

 

ともあれ無事に学校に到着し、それぞれ新しい教室に向かう。

今日からまた新しい一年が始まる。

教室まで子供たちを送り届けて,うちに帰る。

いつもの毎日が始まった。

 

昼になって子供たちが帰ってきた。

おや。

今日は一人多くない?

そうです。

お弁当があるはずの長女がいたのです。

なぜって?

まだ今週はお弁当がないからで〜す!!!

たはは。

朝四時に起きて作ったんだけどねぇ。

サザエさんみたいにとんちんかんをしてしまった新学期初日。

今年度も無事に過ごせますようにと節分に願いを託そう。。。

 

 

 

 

 

 

 

ぬか漬けin Brazil

念願のぬか漬けができた!

ブラジルに来て絶対作りたかったぬか漬け。

とうとう集めた糠がいい量になり、糠どこを仕込んで

まだほんの2週間ほどですが

驚くほどおいしいぬか漬けがもうできた!!

これには驚き。

真夏で気温は高いけど、朝晩は涼しいからか?

家が石でできてるからか?

自然が強くて、空気がきれいだからか?

とにかく。とてもとてもおいしいのです。

日本では雑菌が増えやすかったし、こんなにうまくできなかったなぁ。

ありがたいことにブラジルには

大根もある、ごぼうもある。日本のキュウリもある。

そんなわけで最近の定番は大根と人参に季節の野菜を漬けて。

このいがいがの緑のやさいはへんちくりんな名前の

ブラジルの野菜らしい。

ある日庭で勝手に生えてきて、食べれそうだね〜って話してたら

スーパーマーケットで売ってたのを見て食べれると確信。

家で収穫して食べてみたらちょっと酸っぱいキュウリみたいな感じだった。

そのあと、オーガニックマーケットでも見かけて

食べ方を聞いたら生でも食べれるとのこと。

やはり!これはぬか漬けにむいてるのでは?!とつけてみたら

これまた大ヒット。

というわけで、庭のとれ立てを毎日漬けてます。ありがたや。

めちゃくちゃおいしいぬか漬けに

出汁のきいたみそ汁に分つきの御飯。

もうこれさえあればなにもいらないね!と

実はとっても素食な夕飯が我が家の最近の定番なのです。

 

あぁぬか漬け万歳。

発酵食よありがとう。。

 

あけましておめでとうございます。

ちょっと遅くなりましたが…

あけましておめでとうございます!

みなさんどんなお正月を過ごしたのでしょうか?

おせちはおいしかった?こたつでみかん

食べました?

あぁ日本のお正月ってよかったなぁと

既に懐かしさで一杯ですが。

 

さて、ここブラジルでは毎日夏休み気分が

続いております。

年末年始は、といえば例年はおせち作りですが

今年はおせちのかわりに

いろんな物を作っていました。

 

という訳で、2014年初のブログはやっぱり台所から

お届けしようと思います。

 

まずはぬか漬け。

実はブラジルに行くことが決まって持っていく物を

リストアップしてる時に

マストアイテムと考えていた精米機。

きっと米はあるから糠をとって糠どこを

仕込めばおいしい漬け物がいつでも食べられるはず!

と企んでおったのです。

遂にブラジルに上陸し、こちらで

デメテール認証のついたバイオダイナミックの玄米を

手に入れることができるようになり。

ぶつき米にして食べる度に糠をジップロックにいれて

冷凍し続けてはや4ヶ月。

地道な貯金ならぬ貯糠=)がつもり積もって

とうとう2キロほどの糠になり、準備万端。

季節も夏になり発酵も進みやすいし!

ということで糠どこ仕込んだ年末。

もう既にいい薫りがしています。

 

ちょっと残念なのは糠どこを入れる容器。

持ってきた琺瑯のタッパーの中でも一番大きいので

作っておりますが、やっぱり土のカメで漬けたかった

なぁ。ブラジルにはそういう容器はなかなか売って

なくて、プラスチック製品ばかりだからさ…

ともあれ。

あぁ懐かしのぬか漬け。とてもエキサイティングな年末でした。

 

そして、夏の飲み物を作るべく。

定番の酵素ジュースを仕込みました。

今回はレモンの酵素ジュース。

ライムのときは炭酸で割るとまるでファンタのような!

味になったけど

今回はちょっとビターな感じがとてもいい!!

大人味です。(子供も飲める苦みだけどね)

これにはジンが合うよなぁ〜なんて夫婦で

話しています=)

残念ながら私はまだ暫くお酒はお預けだけどぉ!

 

作り方は至って簡単。

できれば無農薬のレモンの皮をピーラーでむく。

もちろんこの皮は細く刻んで冷凍して

レモンケーキやお魚のトマト煮に加えたりして再利用!

そのあと白い中の皮も包丁で剥き取ります。

これが苦いんだよね。

あとはスライスして、広口の入れ物に

レモンと同量の白砂糖を重ねるように

加えて、ガーゼで蓋をして一日2回ほどかき混ぜる。

砂糖が全部溶けて、果実が浮き、少々気泡がでて

シロップがさらさらと水の様な触感になったら

ザルで液をこして冷蔵庫で保存する。

普通は砂糖の割合が果実の1、1倍なんだけど

経験上レモンやライム、金柑等の柑橘は水分が

少ないので0.6倍から1倍でも大丈夫だった。

という訳で是非お試しあれ!

 

そして極めつけは。

マンゴーチャツネ=)

引っ越してきたとから狙っていたマンゴー。

嬉しいことにここではマンゴーがどこでも生えている。

シーズンを迎え始めた今では毎日

コンドミニウに生えているマンゴーを10個くらい

拾ってくるので冷蔵庫に山ほどあるのです。

それをピュレにしてアイスキャンディーにしたり

マンゴープリンを作ったり。

スムージーにしたり。

 

そしてまだ青いグリーンマンゴーでは

マンゴーチャツネを作っちゃいました。

これもね、企んでいたの=)

何を隠そうブラジルにきて最も興奮したのは

マンゴーの木が街路樹になってること!

近所にも大学にもぼんぼん生えてる。

なんと!マンゴー祭りじゃないですか!

そんな訳で、まるでさるかに合戦のかにさんみたいに

「早う実をならせマンゴーの木ならかさんとはさみでちょんぎるぞ」

ってな気分で(自分ちの木じゃないくせに=)

マンゴーの木を見守り、

ここでの私の会話と言えば専ら、

「あぁ、あのマンゴーのあった通りね。」」

「あ、あれマンゴーの木じゃない?あ、あそこにもマンゴーだ!」

とまるで「今日もいい天気だね」という挨拶のごとく

マンゴーを中心とした会話になっておるほど。

それにはさすがに主人も

「え〜と、それ本気?」ときいてくるほど。

子供たちにも「ママまたマンゴー?」と言われるほど=)

それでもいいのさ。だって楽しみだったんだも〜ん。

ともかくね。

それだけ思い入れのあったマンゴーを

堪能すべく、年末は心静かに。。

いやいや煩悩だらけで;)

夫婦でマンゴーチャツネを仕込みました。

 

こんな煩悩だらけの年末ではありましたが。

おせちも作らなかった年末ではありますが。

お正月にはちゃんと早起きをして

大事にとっておいた玄米餅を焼きまして。

久しぶりに青菜など茹でまして。

人参に飾り包丁をいれまして。

盆ざるにのった野菜の美しいこと…(溜息..)

えぇ、もちろん、年末には包丁だって

研いでおりますのよ。(でも主人がやってくれたの。えへ=)

お雑煮の薫りを漂わせ

起きて来るみんなを待ち受けて

漆のお椀でお雑煮を食べてお正月を迎えましたよ。

 

良く切れる包丁で心を鎮めて青菜を刻む。

まな板と包丁のあるありがたさ。

油を使わないクリアなお出汁に玄米のお餅。

出汁のある台所の豊かさよ。

あぁ日本にはなんとすばらしい食文化があるのでしょう。

実も心も透き通るようなお雑煮を食べて

今年も一年健やかであるようにと願った今年の元旦。

皆さんにもどうぞ良い年となりますように。

 

そんなわけで今年もブラジルから、日登美の台所。

台所だけでなく(っていうかレシピのアップ

今年は頑張りたい…なにげに抱負;)

日々の暮らしも交えながら(ってそればっかりですけど;)

みなさんといろんなことをシェア出来ればと思います。

今年もどうぞよろしくお願いいたします。

 

産後の食事いろいろ

赤ちゃんとのんびり過ごしているうちにあっという間に

数週間たってしまいました〜;)

最近は台所に立つようになったのですが産後は薄暗い部屋で

赤ちゃんと二人でおっぱいあげて、寝て、ちょっと食べてという毎日。

今はドイツから両親が来てくれてお手伝いしてくれてますが

最初の10日ほど学校の送り迎えからお弁当,食事に洗濯

掃除に犬の世話まで。そして私と赤ちゃんのお世話も;)

主人と子供たちとで乗り切るのは

異国でなかなか大変だったかなと思ってます。

 

特に食事はどうなるかなぁと思っていたので,1ヶ月前くらいから

ピザ生地やベジハンバーグ、トマトソース等解凍してすぐ食べれる物を

作り置きしておきました。

(私のレシピ本のベジ肉まんも冷凍できるから便利だよ〜)

それと玄米の炊き方など紙に書いておいて、

あとはあるものですませて乗り切れればいいか

くらいに思ってました。

ここでは外食は基本的にしてないし、出来てる物もお肉とか多すぎて

ちょっと食べられないから作るしかないのです。

でもブラジルは御飯があって、味噌もあるし、あとはふりかけ等のコンディメント

を日本から産後の子供の食事の為に用意していたからそれで大丈夫かなと

思ってたけど、ところがどっこい。

なんと助産院のような料理を毎食主人が作ってくれて(涙;;)

本当にび〜っくりしましたよ。

じゃ〜ん。こんな感じで。

ぶつきの御飯に胡麻しおと若布ふりかけ。キュウリに味噌。

大豆のマリネに里芋のみそ汁もついてます。それにドイツから持ってきた

貧血予防のハ−ブコーディアルのドリンク。

そして私の好きだったメニューが、貧血を考慮したこのおかず。

ビーツと野菜のサラダ風炒め物。

ビーツとブロッコリー等色んな野菜を炒めた物と生のものとを

あわせてお醤油とかで味付けしたもの。ちょっとリコッタチーズが

入ってて酸味があって軽い食感。

産後の食事は殆ど油を使わない物、生の物も取り入れながらや火の通った物

などのバランス、薄味の汁物がおっぱいにも体の回復にも

いいなぁと実感しました。

みそ汁も薄めで若布で出汁をとったのがとてもおいしかった。

日本なら当たり前にあるたくあんや梅干し、ごま塩などはあると

便利だなぁって思いました。

産後すぐにはあまり食べられなくて,食べたくなくて

そのあとはぶつき御飯がおいしかった。それにごま塩とかで

産後の子宮の戻りも助けてくれたかなと思います。

 

産後って富士山を登ったあとみたいな感じです。

体も心もね。

すっごくしんどいけど最後にはご来光が見れた〜みたいな=)

体は疲れてるから食べれないけど良質の糖分が欲しくなる。

私は産後には蜂蜜を時々食べました。あとはあると便利だったのだ

ドライフルーツとナッツ。特にアプリコットとパンプキンシードが

良かったなと思います。あと玄米ポンセン。ブラジルに来て子供のおやつに

ストックしていたけどそれもすごく役に立った。

そういう物をちょっと食べて、食べたいときはちょっと御飯も食べて、

そんな感じで産後の数日は無理に食べずに過ごしました。

そう、以外と食べなくてもいいって言うのが新発見。

そのほうがおっぱいも調子良かったかも。

 

妊娠中は食べたい物を食べてるから肉でも魚でもいいやって思ってたけど

産後は薄味のもの、御飯と野菜の食事は体が喜ぶ味で毎日をそういう食事を

食べました。結局マクロビオティックだったのね。

お陰で貧血も出血も異常なく元気に回復してる。

でも料理をそんなにしなくても、とにかく御飯とちょっとコンディメントが

あると助かるなぁと思います。

汁物も味噌がいいのがあればいいし、海藻もあると助かるなぁと。

あとは家族には日本なら質の良いインスタントのラーメンや

出来てる物もあるからそういう物を駆使してなんとか乗り切れるといいよね。

ブラジルではそういう物がないから本当に日本はいいなぁと思いましたよ。

質のよい発酵調味料、梅干しにたくあんがあって、ごま塩も作っておいて。

本当に日本食って良く出来てるんだよねって外国に来てつくづく

思います。

たくさん食べなくてもいい栄養がしっかりとれる。すごいよね。

 

しばらくするといろいろ食べれるから今は普通に食べてますけど

産後は授乳もあるから水分を沢山とってます。

お番茶はこちらでも買えるので普段から作り置きしていて

たっぷり飲めるようにしています。

あとは酵素ジュースを作っておいたけどこれが又すごくいい!

日本ではそんなに飲んでなかったけど特に産後の疲れた体に

消化が良く良質の糖分で体が潤う酵素ジュースは御飯代わりになってました。

私は金柑で作っていたのですが、いつもより水を多く入れて薄めにして

酵素ジュースを飲むのはお勧めです。

あとは南国ならではのココナッツ!

バリにいる友人から産後にバリではココナッツを飲むんだよと聞いて

主人が沢山買ってきてくれて。

ココナッツウォーターのさっぱりした甘みとフレッシュな水分が

もう染み渡るようにおいしかった〜

日本では気候も違うからちがうかも、ですけど

ともあれ良質の水分として薄味のみそ汁とジュースというのが

ずいぶんと体の回復を助けたと思います。

 

 

そして極めつけは。。

 

自分で出産した友人からのアドバイスで

産後3日くらいは赤ちゃんもお母さんも欲しくないなら

食べなくても大丈夫!でも胎盤だけは食べてね!と言われてたから

そうしてみよ,って思って。

とうとう食べちゃいました=)

出産してでてきたてほやほやの胎盤を!

その話は前からしてたからどう料理したらいいかも主人に教えて

おいたので、もう胎盤でたらすぐにボールに受け取って、

「はいはい。じゃちょっと待っててね〜」って

感じで主人は台所へ=)

 

流石わたしの旦那さん。普通え〜気持ち悪い!って思うところですけど

「へぇそうなんだ。胎盤食べるんだ〜,どうやって作る?」って普通に

興味津々で料理してくれて。

あっけにとられるブラジル人助産婦を横目に

さっさと料理してベッド運んできてくれたので出産後すぐに

食べたのは自分の胎盤。

しかもそれを見てた子供たちも一人をのぞいてみんな食べて、

「これなに?なかなかおいしいけど〜肉?」みたいな。

おかわりしちゃったりして。

 

胎盤を食べるのが日本の習慣と思ったブラジル人助産婦さん達は

ちょっとびっくりしつつも、「写真とらせて!」とか言って。

「やっぱり私もちょっと食べてみる!」とか言って

結局みんなで食べちゃって。

「いや〜みんな食べなくてもいいんだけど。。」って心の中で

思いつつ。思わず胎盤パーティーin Brazil.

長女も思わず記念に胎盤料理の写真をとりに台所に走ったりして=)

同じ杯をかわす、というか同じ胎盤を食べた同志。ということで

国境を越え,年齢、性別を越え何か一つになったような。。(笑)

まぁ人生一度きりだからやりたいことは色々やっといた方が

いいですよ。

そんなわけで、そのおかげで?

ともかく体調も順調で赤ちゃんも元気で

いろいろ面白い体験をしています。

 

 

 

 

 

Cozinha

ブラジルでも私の台所仕事がやりやすくなってきました。

はじめ買い物に苦戦し、何を食べたらいいか気候や風土や

色んな変化に戸惑ってたけど,大分落ち着いたかな。

 

それにはやっぱり米の確保が一番だったなぁ。

どこでいいお米手に入れられるかなぁって思ってたら

さすがシュタイナー学校。ちゃんと米の共同購入してて

早速仲間入りさせていただき50キロほど購入。

デメテールをとってる玄米。

1キロ6レアルほど。日本円で300円くらい。いいでしょ?

しかも真空パックしてるから長持ち。助かります。

毎日お米を食べれるからほっとしちゃう。

子供たちもどんどん食べるの。

精米機を持ってきてるから糠をとって今は糠どこを作るのを

楽しみにしています。今は春だから夏になるまでにキュウリの糠漬け

食べたいんだぁ!

 

そしてこちらで見つけた金柑。オーガニックマーケットで誰もかわずに

残ってた。

やった!って思ってたっぷりかって金柑の酵素ジュースを仕込んだの

だけどそれだけじゃもったいない!

のこった実の部分の種をとって今度はキャンディーにします。

2キロ分ほどの金柑の酵素ジュースの残りの果実を、1キロの砂糖と1リットルの

水を煮詰めた液に浸します。

一日目は煮詰めたのを20度に冷ましてから一晩浸す。二日目は

残った液をもう一度沸騰させて40度に冷ましてから一晩浸す。

それを60度、80度と数日繰り返していくと金柑の皮が透明になって

キャンディー状になります。それを乾かして瓶で保存。

おやつに食べてもいいし,薫りがとてもいいので今年のシュトーレン作りに

つかってみようか?って考えているところ!でも乾き具合を見るといいつつ

毎晩みんなでつまみ食い=)クリスマスまで残ってるかなぁ。。

でもね、嬉しい産物がもう一つ!

このキャンディーを作る時に使った砂糖のシロップが金柑の薫りがして

それはそれはおいしいのです。

それも別の瓶に保存して、寒天ゼリーにかけたりかき氷のシロップにして

みたらほっぺた落ちるほどおいしかった〜

今の我が家のおやつの定番となってます。

まさか金柑をこんなに使い回せるとは!!

ビバ金柑!

そしてこうして家で手作りのおやつをみんなが喜んでたべてるのも

嬉しいなぁって思います。

もちろん、酵素ジュースは一番大きいお姉ちゃんが学校の水筒に入れ

て持っていってます。

やっぱりここでも大きい子は学校にジュースをもってきてるみたいで

はじめはお茶を持たせていたけど暑くなってきたし、ジュースも

飲みたいお年頃だしってことで。

梅はないけど金柑でやってます=)

 

お砂糖は日本だと食べにくいけどここの乾燥して暑い気候だと

時々とるのが丁度いいです。

オーガニックで未精製の物があるからそれを使ってシンプルなおやつを

つくってますよ。

 

また最近はお友達の家にポトラックのようにスナックをもって

行くことが多いのでいろいろ日本の物をつくって持っていってる。

この間はのり巻きをつくったよ。

みんな「SUSHI!」と喜んで食べてました。

梅酢を持ってきたけど,こちらでは普通の酢飯の方がおいしいと感じるので

酢飯はお酢と砂糖で作って。ベジ仕様でも卵は使った方がみんな食べるから

インゲンと蒸し煮の人参、ベジミートのそぼろの残りと、卵焼きをいれて

大人にはパクチーを入れて味をしっかりしたのり巻きにしたら

子供たちもたくさん食べてくれたよ。

 

そして最近はすごく暑くなってきたのでみんな冷やし中華が

食べたい!といってて。

とは言ってもまだパスタマシーン持ってないから生麺は

つくれないし。。生麺らしき物はうってない。

お昼には冷たいパスタを作ることが多いからそれでちょっとトライしてみました。

ごま油をまだ見つけてないのでもってた黒ごまを煎ってすりばちであたって

醤油とワインビネガーとちょっと黒蜜を入れてオリーブオイルをいれて

タレをつくり。。

明日が火曜日でオーガニックマーケットに行く日だから冷蔵庫の

残の野菜で仕上げました。

あぁトマトがあればなぁ。。キュウリももうちょっと欲しかった!

でも冷やし中華もどき、結構イケル!!

次はマーケットのあとに作ってみよう=)

 

そして、最近の大発見は。

我が家の庭で大量になってるパパイヤ。

今なってる木はあまり甘くないパパイヤで黄色くなるちょっと

前にとるんだけどそれでもどんどんできちゃう。

青いのがまだ20個くらいついててどうしよっかぁと

おもってたんだけど。

そういえば青パパイヤってサラダとかにするよね?っておもって

思い付きで作ってみたソムタム風サラダ。

これがとっても好評だったの。

調味料はあるもので、にんにくちょっととしょうがの千切りを

すり鉢であたり、プチトマト、ライムの絞り汁、醤油、塩、砂糖、

唐辛子、パクチーを入れてすり鉢であわせます。

本当は干しえびとか?ナンプラーとか?入るよね。あと

こぶみかんの葉っぱとかね。ピーナッツもあるといいな。

でもベジ仕様で,あとはピーナッツがあれば完璧!って味だった。

クレイダーですりおろした青パパイヤは水にさらすと

大根のつまみたいで、それに人参とビーフンもあわせて。

最後にパクチーをたっぷり。

きっと日本でも大根でできるんじゃない?

ここ数日暑くてこんなスパイシーなものが食べたくなるの。

アジアンスパイシーは以外とブラジル人食べたことない人が多くて

これも友人の家に持っていったら大人気でした。

アジア料理って以外となじみがないのね。

パクチーがよく手に入るからこんな感じでタイ料理みたいのを

作って楽しんでる。

 

さて、今日もそろそろ夕飯を作る時間です。

今日も暑いから何を食べようかなぁ。。。